ニュース 2022.05.06. 21:14

軟式球製造メーカー会長が「少年野球メディア」を個人運営する理由

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強豪少年野球チームの監督から、無名チームの監督まで、全国の多くの少年野球監督にインタビューを行う少年野球メディア『ベースボールジャパン』。膨大なインタビュー動画と記事に圧倒されますが、撮影から編集、文字起こしまで全て1人で行われています。このサイトを個人運営しているのは、軟式球を製造・販売する「ナガセケンコー」の長瀬泰彦会長。今回はその取材の現場にお邪魔してお話を伺うことが出来ました。




【発信していくことが私の使命】


——「ベースボールジャパン」の運営を始めたいきさつを教えてください。

仕事柄、野球の専門家の方とのお付き合いも多いんですけども、「今、学童野球はこうなっている——」というようなお話を耳にしたんです。でも「自分が聞いてきた話と違うな……」と感じることがよくありまして、だったら自分の目で見て、体験することが一番いいんじゃないかと思ったんですね。それで、まずは試合の監督さん何人かに話を聞いてみようということになり、そのうちにその様子をYouTubeにアップしてみようとなり、というのが始めたいきさつですね。

——今までどれくらいのチームを取材されてきたのですか?

正確に数えたことはないのですが500チームは超えていますね。

——取材するチームを選ぶ基準はあるんですか?

特に基準はないですけど、地区が偏らないようには意識していますね。同じ地区ばかりだと見ている方もつまらないですよね。もちろん大会などで一度に同じ地区のチームをいくつか取材することもありますけど、なるべく偏らないようには意識しています。

——誰に、どんな風に見てもらいたいと思っていますか?

全国の少年野球の監督さんや保護者の方に向けて発信していますけど、「このチームはこんなことをやっているのか」「もっとこうすればいいのか」など、(「ベースボールジャパン」を見ることによって)自分の引き出しを増やすような感じで見て欲しいなと思っています。技術的な情報や交流はたくさんあると思うんですけど、チームの運営方法などの情報は共有されていないんですよね。そういったことを取材して発信していくことが私の使命だと思ってやっています。

——取材をしてこられて印象に残っているチームや監督さんはいますか?

初心者向けのチームの監督さんの話になりますが「甲子園やプロを目指しているような子ども達は、こっちが何をやらなくても野球をやる。でも野球をやろうかやらないか迷っているような子達に野球を教えるのが自分の使命です」とお話された監督さんの言葉が印象に残っていますね。どこのチームだったか名前は忘れてしまいましたけど(笑)。

——このメディアを始められる前から、やはり少年野球の現場を見る機会は多かったのですか?

そうですね。自分の息子も学童野球をやっていましたから、その頃が一番良く見ていましたね。息子は高校まで硬式でやって、大学でも軟式野球をしていました。

——ちなみに長瀬さん自身も野球はやられていたのですか?

私は少年野球までしかやっていないんです。そのあとはテニスをやっていました(笑)。
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