ニュース 2022.05.26. 17:41

【ポジティブベースボールクラブ】「楽しく」ではなく「愉しく」を追求する新しいクラブ





——実際に子ども達を指導してみて思うこと、感じることなどはありますか?

子ども達1人1人の性格も体の使い方も違うので、参考書通りにはいかないなということですね。また、子ども達の集中できる時間は決して長くはないということ、興味がある事とない事では話しを聞く目や態度が違うということでしょうか。
そういったことを実際に経験しながら、試行錯誤して子ども達がいかに愉しく野球をプレイしてくれるか考えるのが愉しいと感じています。

——クラブの当面の目標と、将来的な目標、夢などがあれば教えてください。

当面の目標は、毎週、安定的に活動できる様に子ども達を20名くらいまで集めることですね。
将来的な目標としては、勝利至上主義ではないのですが、試合では勝利を目指して子ども達同士で作戦を考えたり、サインプレーをするチームにしたいと思っています。
また、4月より「PCGリーグ東京」へエントリーさせて頂きましたが近い将来、埼玉でもこの様なリーグを開催したいです。

——「ポジティブベースボールクラブ」を通じて子ども達のどんな成長を期待しますか?

「野球人」というと野球が上手い人や年上の人を尊敬する。監督・コーチの指示や命令がないと行動できない様なイエスマンのイメージです。私がそうだったかもしれません(笑)。
そうではなくて、年齢が上の子は下の子へ、野球上手い子は始めたばかりの子へ、その子に合った目線まで降りてきて話しかける事ができる【尊重】し合える人間関係を構築できること。
学童野球は「子どものスポーツ」という考えから、子ども達同士でサイン出し合って試合をプレイさせ、【自ら考えて行動できる】様な成長を期待します。

——最後に、これから野球をはじめようとしている子どもたちや保護者に伝えたい事はありますか?

野球はとても魅力的スポーツです。いつでも誰でも活躍するチャンスがあります。ぜひ野球をはじめましょう! どこで野球をはじめるか迷ってるいるのであれば、それぞれの体験会に参加したり見学したり、通えるのであればとなり街にも足を運んで頂きたいと思います。
少年野球といっても硬式・軟式・野球スクールなど色々な活動や様々な連盟やリーグが存在しますし、今やインターネットやSNSで活動理念や練習の様子など載せている所もたくさんあります。しかし大切なのは体験会や見学で肌で雰囲気を感じる事だと思います。そして何より主役であるお子さんが、愉しく野球をプレイしている姿をイメージできる環境を選んでほしいです。(取材・写真:永松欣也)

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