12月11日、早稲田大学野球部安部球場(東京都西東京市)で、同大学野球部OB会が主催する小学生向けのイベント『鬼ごっこ×野球~WASEDAであそぼう~』が開催された。3年ぶり6回目(2020、2021年はコロナ禍により開催せず)の開催となった今回のイベントには、小学生1-3年生の男女を中心に約120人が集まった。
早稲田大学野球部OB会は、この日のようなイベントをこれまで5回実施してきたが、どちらかといえば、子どもたちに「野球を体験してもらう」という野球の普及活動の色合いが強いものだった。しかし、今回は野球色を薄め、子どもたちに外で思い切り遊んでもらうことによりフォーカスしたイベントとなった。それは、公園で野球やサッカーが禁止されていたり、塾やゲームなどにより、野球を始める以前に、子どもたちの外で遊ぶ機会が減っているからだ。
「都市部に暮らす小学生の8割が、平日は全く外遊びをしない」
「子どもにとって外遊びは日常的に気軽に行われる行為ではなくなっている」
という千葉大学・木下勇教授の調査結果もあれば、別のある調査によれば子どもの1日の外遊びの時間は35年間で30%以上も減少しているというデータもあるという。
そういった社会課題に向き合うために、今回のイベントは企画された。
では、なぜ「鬼ごっこ」だったのだろうか?
それは、鬼ごっこはいつでも、どこでも、誰とでもできる遊びであり、4歳〜11歳の子どもたちの過去 1 年間に「よく行った運動・スポーツ種目」で1位でもあったから(「公益財団法人 笹川スポーツ財団」調べ)。
「今も昔も子どもたちの最高の遊びである鬼ごっこに、野球の要素を含めると鬼ごっこと野球のブリッジになる新しい鬼ごっこができるのではないか?」(早稲田大学野球部OB会・大渕隆氏)、そんな思いから「一般社団法人鬼ごっこ協会」と共に「ダイヤモンドをまわる」「ボールを投げる」などの野球の要素を含んだ新しい鬼ごっこ「ダイヤ鬼」を共同開発までして、この日のイベントを迎えた。
【まずは外で思い切り遊ぼう!】
早稲田大学野球部OB会は、この日のようなイベントをこれまで5回実施してきたが、どちらかといえば、子どもたちに「野球を体験してもらう」という野球の普及活動の色合いが強いものだった。しかし、今回は野球色を薄め、子どもたちに外で思い切り遊んでもらうことによりフォーカスしたイベントとなった。それは、公園で野球やサッカーが禁止されていたり、塾やゲームなどにより、野球を始める以前に、子どもたちの外で遊ぶ機会が減っているからだ。
「都市部に暮らす小学生の8割が、平日は全く外遊びをしない」
「子どもにとって外遊びは日常的に気軽に行われる行為ではなくなっている」
という千葉大学・木下勇教授の調査結果もあれば、別のある調査によれば子どもの1日の外遊びの時間は35年間で30%以上も減少しているというデータもあるという。
そういった社会課題に向き合うために、今回のイベントは企画された。
では、なぜ「鬼ごっこ」だったのだろうか?
それは、鬼ごっこはいつでも、どこでも、誰とでもできる遊びであり、4歳〜11歳の子どもたちの過去 1 年間に「よく行った運動・スポーツ種目」で1位でもあったから(「公益財団法人 笹川スポーツ財団」調べ)。
「今も昔も子どもたちの最高の遊びである鬼ごっこに、野球の要素を含めると鬼ごっこと野球のブリッジになる新しい鬼ごっこができるのではないか?」(早稲田大学野球部OB会・大渕隆氏)、そんな思いから「一般社団法人鬼ごっこ協会」と共に「ダイヤモンドをまわる」「ボールを投げる」などの野球の要素を含んだ新しい鬼ごっこ「ダイヤ鬼」を共同開発までして、この日のイベントを迎えた。