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存続危機から部員がV字回復した合同チーム|大内スパークス

■技術よりも子ども達の身体能力を高めたい

——練習の中で大事にされていることはありますか?

キャッチボールですね。狙ったところに強いボールをしっかり投げられるようになってもらいたいですから。そのために、メンコを地面に叩きつけるという練習を8年間ずっと行っています。「肘の使い方はこう」とか指導するよりも、遊びを通じて自然に技術を身につけることが小学生年代では理想だと思っていますから。

——今日の練習は平日の放課後2時間だけですが、バットは握らず走りまわるメニューが多いですね。これは技術よりも体を大きく動かすとか基礎体力を養うなどの狙いがあるのでしょうか?

シーズン中ですとノックやバッティングももちろん行いますけど、大会も全部終わりましたので、この時期は技術よりも子ども達の身体能力を高めたいというのがありますね。小学生年代で身体能力を高めておけば、この先野球を続けるにしても繋がるでしょうし、野球以外のスポーツに進んだとしても役に立つと思いますから。

——小学生年代の子ども達と接する上で意識していること、注意していることなどはありますか?

子ども達の表情を普段からよく見て、ちょっとした変化があれば声をかけるようにしています。子ども1人ひとり、それぞれ性格も家庭環境も違いますので、野球よりもむしろそっちを気にすることの方が多いですね。

——今後の目標があれば教えてください。

野球をやる子どもを増やしたいですね。チームには1年生がいま3人いますけど、遊びに来る感じでも、子どもを預ける感覚でも構いませんので、どんどん入ってきて欲しいですね。

平石監督、ありがとうございました。

(取材・写真:永松欣也)