【プロのトレナーナー陣が指導をするという強み】
——ヒーローズの目指すところは?
立ち上げてまだ間もないチームですので試行錯誤している段階ではあるのですが、「ちゃんと野球をやっていく」「ちゃんと中学生をやっていく」という二つです。これをまずできるように全面的にかかわっていこうと思っています。そういったことを『HERO DASH Method』という「日常力」「社会力」「発揮力」という3つからなる方針に落とし込んで活動をしています。
——他のチームにはない、ヒーローズのセールスポイントは?
選手もスタッフも本当に楽しく野球をやっていることです。そして、経験豊富で実績も確かな素晴らしいスタッフがいること。あとは、MTXアカデミーというバックグラウンドがあることですね。野球以外の違うスポーツに進んでも通用する練習、トレーニングを積むことができるというのが他にはない環境だと思います。
あとは先ほど話した同年代のあらゆる子たちのデータ蓄積があって、そういったデータに基づいたプロが作った練習プログラムがあって、トレーナーが常に選手をサポートしていること。そして現役メジャーリーガーも同じ施設で練習を行うこともあるので、そういった空気を感じながら練習をできる環境があることです。
——今後の目標を教えてください。
目標は3つあります。一つは運営側としての目標ですが、ヒーローズに入りたいなと思ってもらって、1学年20人くらいの子どもが集まるようなチーム作りをしていくこと。
もう一つは、子ども達が野球ってこうやればいいのか、野球ってこうやって楽しんでいけばいいんだという発見ができるチームにすること。
そしてもう一つは、来年から中体連などの大会にも参加させていただくので、そこで勝ちを重ねていけるチームにすることですね。
木村さん、ありがとうございました!
(取材・写真:永松欣也)