ニュース 2023.05.18. 12:41

全ては「高三の夏!」、親にできるのは子どものサポート!

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こんにちは。
この4月から中学硬式野球のクラブチームデビューを飾った子どもの親です。
同じ世代の親御さんも多いと思いますが、どうでしょうか? 子どもさんの活動は?

ウチの息子は学校から帰って来ると、自転車に乗って駅に行き、東京から神奈川まで電車を2回乗り換えて練習グラウンド近くの駅まで行き、そこから置いてある自転車に乗って平日練習に向かいます。
移動だけで1時間弱です。
僕が中学の時には考えられない感覚です。
この間、電車に乗ってそっち方面に行く事がありましたが、メチャクチャ遠かったです。
「頑張ってるなぁ」と思い、
「辛くないか? 平日練習1日休んでもイイよ」
と伝えました。
そしたら息子が言いました。
「短い時間だけど、充実してるし、俺より遠い所から来てるヤツもいる。でも何か楽しいんだよねぇ。トレーニングはキツいけど仲間が楽しいヤツが多いから、またアイツらに会いたいと思えるから全然大丈夫」

世田谷区の人間が横浜の子と仲良くできる。
この環境は大人になったらアリじゃね?
全然勉強ができない、だったらダメだけど、ソコソコの頭があったら、高校野球を終えた後にこの経験って生きてくるんじゃない?
これが社会出た時に活きてくると信じてます。
「コミュニケーション能力に問題のある偏差値70」よりも「コミュニケーション能力ある偏差値50」です。

今、中学1年でクラブチームや熱心な部活に入れてる野球少年の親御さん。
この時代だからこそ上手くなくて良いと思います。
AチームだったBチームだった、本人達は全然気にしてないと思います。
バカみたいなメディアが「スーパー中学生!」なんて言います。でも全ては「高3の夏」が一段落のゴールです。
そこから更に野球を好きになって「大学でもやりたい!」と続けてくれる子はメジャーリーガーの可能性があります。
どこの大学にも引っかからない、でも野球を続けたいという意思。
一浪して大阪体育大に入った上原浩治(元巨人、レッドソックスなど)が、まさにそれですよね。

12球団Jrの意味の無さやそれで満足する親と子どもと指導者。
ホントに関係無いっす、中学チームは。
息子と息子の同じチームにいたキャプテンは、この地域ではかなーり有名なチームで、歴代の実績を超える成績を残しました。
でも! でも! 神奈川のチームに行ったことで、全部リセットされました。
「知らねぇよ、関係ねぇ!」
この気持ち大事です。

そして、今の仲間がメチャクチャ良い子が多いそうです。
チームの質と気質。
大事ですね。
ウチのチームは「何が何でも勝て!」というチームではないです。
「勝てるなら、勝ちに行こう!」という事らしいです。
それでも全国大会に春夏出ますが、
「それが、何?」というチームです。

全ては「高三の夏!」
子ども達を応援しましょう!
お父さん、お母さん、アナタはサポート以外「何も出来ないのです」から。
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