ニュース 2023.10.26. 12:05

ドラフト候補左腕に芽生えた「キツいことを楽しむ」メンタリティ|東松快征(享栄)



■中学で育まれた「キツいことを楽しむ」メンタリティ


東海中央ボーイズの練習は強豪だけあって厳しかったです。でも辞めようとは思わず、ちょっとずつ「キツいことを楽しもう」と考えるようになりました。キツいことをキツいと思ってやると心の余裕がないですけど、キツいことを楽しいと思ってやった方が楽だなと気づいたんです。
自分はエースだったので、キツいから膝に手をやったりとか、そういった弱さを仲間に見せたくなかったのもありますし、「キツいことも楽しもう」と思えば勝手に表情も明るくなるんですよね。

中学時代はウエイトなどは全くやっていませんでした。その分、ランニングをたくさんやったのですが、そのお陰なのかボールが走るようになりました。でもコントロールは相変わらずの課題でした。中学の練習も基本は土日だけでしたが、室内練習場もあったので平日はそこで練習をしました。

当時は、その日その日は全力でやりきったつもりだったのですが、今振り返ってみると「もっとできたんじゃないか?」という後悔はあります。もっとやっていたらどうなっていたかな?もっと結果を残せたんじゃないか?という思いはあります。

■大谷選手のように、子どもに夢を与えられる存在になりたい


享栄を進路に選んだ一番の理由は大藤(敏行)先生と一緒に日本一になりたいと思ったからです。
享栄で野球をするにあたって「ドラフト指名されるピッチャーになること」を目標にしていました。その道を作っていただいたので、享栄を選んで良かったなと本当に感謝をしています。

高校で野球が嫌いになったことは一日もないです。練習は厳しかったですけど、自分の目標がどんどん近づいている手応えがあったので、野球をやってきて高校野球が一番楽しかったですし、自分は目立ちたがり屋なので、メディアなどで紹介されるとモチベーションも上がって、一層頑張ろうという気持ちにもなりました。

少年野球人口が減っている時代ですけど、野球はやってみないと楽しさがわらかないスポーツだと思います。自分も大きな舞台に立って、大谷翔平選手のように子どもに夢を与えられる存在になれたらなと思います。
まずはしっかり体を作って、2年目、3年目には二ヶ勝利をあげられるピッチャーになって、タイトルを獲れるピッチャーになりたいです。これは昔ダルビッシュ有投手が言っていた言葉なんですけど「日本にはもう敵がいないからメジャーに行く」と自分も言えるくらいになって、メジャーに行ってサイヤング賞を獲りたいです。(取材・写真:永松欣也)

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