ニュース 2024.01.12. 15:52

バントとフライ練習で大盛り上がり!? 入部申し込みが殺到する「練馬アークスJr.ベースボールクラブ」


【週末だけの練習でも基礎はしっかり】




外野の方からも子ども達の笑い声が聞こえてきます。二組に分かれてテニスボールのフライをキャッチするだけなのですが、どっちが多く捕れるかという競争形式にしていたため、捕っても落球しても子ども達は大盛り上がり。
バントとフライの練習でここまで盛り上がれるのかと感心するほど、子ども達は楽しそうに練習に没頭していました。

練習の最後はメジャーとマイナーをミックスして、カウント0-1からスタートする紅白戦。「紅白戦は基本的に毎回やっています。子ども達はやっぱり試合をやるのが一番面白いですからね」。
ピッチャーは交代制でしたが、ある1人の子がスローボールを投げました。この日の練習開始前に話していたことを紅白戦でも試したのです。これには球審を務めていた中桐代表も「ナイスチャレンジ!カウント0-2だから試してみたんだよね?いいよ!」と目尻を下げていました。



1、2年生が中心のルーキー組の内野ノックを見ていると、みんなしっかり捕り、しっかり投げられていました。変な投げ方をしている子もいません。楽しくやりながらも基礎をしっかり教えてもらっていることがよく分かりました。
「(野球未経験の子がほとんどなので)まず『ボールを捕る』の手前、『グローブに当てて落とす』ところからのスタートですね。その次の『投げる』については、U12の指導者研修で学ばせてもらった『ゼロポジションを作って投げる』練習。これをひたすらやっています。最初にフォームを綺麗にさせてあげないともうぐちゃぐちゃになってしまいますから」

『練馬アークスJr.ベースボールクラブ』の月謝は7300円。学童野球チームにしては高額な方ですが、それによってコーチへ謝礼を払うなど、「大人の数」が十分に足りていることから保護者の負担はゼロ。
大会の優勝を目指すチーム、練習の厳しいチーム、色んなチームがあって良いと思いますが、『練馬アークスJr.ベースボールクラブ』のようなチームはもっと増えて良い。楽しそうな子ども達の姿を見てそんなことを思いました。(取材・写真/永松欣也)

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