ニュース 2024.05.11. 22:06

4番手だった中学時代からプロ注目投手へ!「自分の体は自分が一番よく分かっている」日本人離れした体格誇る小船翼投手(知徳高校)


【自分の体のことは自分がよく分かっている】




——151キロが出た御殿場西との試合ではピンチで後逸したキャッチャーを励ましている姿が凄く印象に残ったのですが、そういう味方のミスでイライラしたりすることはないですか?

あの試合は初回から全開で投げていて、キャッチャーが途中で少し指を痛めていたのは知っていたので、仕方ないなと思っていました。その分も自分がしっかり抑えないといけないと思って投げていました。

——ここを見てほしいという自分の持ち味はどこですか?

やっぱり他の人にはない(背の)高さがあるので、角度のあるボールというのは自分の持ち味だと思っています。

——逆に課題だと思っているところはありますか?

課題はもっとアベレージのスピードを上げていくことと、ピンチを背負ってもそこで崩れずに抑えられるようになるということは意識しています。

——この春は大阪桐蔭とも練習試合をしたそうですけど、やってみてどうでしたか?

振る力ももちろんそうですけど、甘いボールを一振りでしとめてくるところは他のチームとは違うなと思いました。死球を当ててしまったのもあって、もう少ししっかり投げていればもっと抑えられたかなとは思います。でも左バッターは結構抑えることができて、それは自信になりました。

——監督からはしっかり自分で取捨選択ができるという話もありましたが、自分の中ではどうですか?

色んな方に色んなことを言っていただくんですけど、やっぱり自分の体のことは自分がよく分かっているので、最後は自分で考えるようにしています。中学の時は無理して怪我してしまったこともありましたが、それも良い経験だと思います。

——高校野球もあと少しですけど、夏に向けての目標を教えてください。

チームとしてはやっぱり甲子園に出ることです。個人的にはもっとスピードも上げて夏は155キロ、高校在学中には158までは出したいと思っています。

——160キロはどうですか?

ちょっとそこまではまだ体がついていかないので、その先に狙えればと思います。

——将来的な目標もお願いします

日本のトップ、日本を代表するピッチャーになりたいなと思います。

(聞き手:西尾典文/写真:編集部)

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