ニュース 2024.11.22. 12:06

バットとグローブ不要!今年も子ども300人が参加した「野球であそぼうin大田」


【イベント参加者の声】


イベントに協力した高校生と子ども達を見守った保護者からはこんな声が聞かれました。



▼高校生の声
「僕も楽しめましたし、これをきっかけに子ども達が野球を始めたり、もっと好きになって高校まで全力でやってくれたら嬉しいです」

「3年生以下の子ども達が相手だったのでコミュニケーションを取ることが少し難しかったです。指導して分かってくれたと思っていたことが、少ししたらまたできていなかったりとか、定期的に同じことを辛抱強く言い続けないといけない大変さとか、日頃の指導者の皆さんの苦労がちょっと分かった気がしました」

▼小学生の保護者
「普段はサッカーと水泳を習っていますが、友達に誘われて初めて参加してみました。野球のことはよく分かっていないと思うんですけど、それでもとても楽しそうにやっていました。子どもが野球をやりたいと言ったら? そのとき考えます(笑)」

「普段はチームに入っているので、手打ち野球はもの足らないんじゃないかなと思っていましたけど、本人がとても楽しそうにやっていました」

公園などで気軽に野球ができず、地上波でもプロ野球があまり放送されなくなるなど、子ども達が野球に触れるきっかけが昔と大きく異なっている今の時代。だからこそ、こういったイベントで子ども達が野球に触れることができる機会はとても貴重なもの。イベント実行委員の潮田剛己さんは「このイベントをきっかけに野球チームに入った子どもがいるという声もチラホラと聞かれるようになりました」とこのイベントを続けてきた効果を話してくれましたが、いつかこのイベントをきっかけに野球を始めた子どもが、教える側の高校生としてこの場所に戻ってくるかもしれません。

全国でこのようなイベントがもっと増えることに期待したいと思います。(取材・写真/ヤキュイク編集部)

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