ニュース 2024.12.07. 11:34

【市立松戸】広瀬結煌(ソフトバンク育成4位)|自分でもプロになれた、だから諦めないで


【諦めないで続けていたら報われるときは必ず来る】


——甲子園常連校もたくさんある千葉県で、市立松戸高校を選んだのは?

見学に来たときにキツそうな練習を選手達が声を出して楽しくやっていて、やらされている感がないというか、選手達が率先してやっている感じがしたんです。そういうところを見て自分に合っている気がしたのと、高校では野球の技術を上げることを一番に考えていたので、それだったらベンチ入りも難しい甲子園常連校に行くよりも、試合に出られる確率が高い学校がいいなとか、そういうことを考えて市立松戸でやりたいなと思いました。

——プロからはショートの守備、特にスローイングが評価されていたようですが、高校に入って守備が上達している実感はありましたか?

守備が上達した実感はなかったです。でもスローイングは朝隈(智雄)先生の練習メニューを黙々とやっていたら結構よくなったと思います。

——もしも小学校時代の自分に「6年後、プロからドラフト指名されるぞ」って言ったら、廣瀬少年は信じてくれると思いますか?

絶対に信じないですね(笑)。

——では最後に、野球を頑張っている全国の子ども達にメッセージをお願いします。

野球じゃなくてもいいと思うんですけど、目標があるのであれば諦めないで頑張って欲しいなと思います。僕も中学まではプロなんて雲の上の存在でなれるわけがないと思っていました。でも諦めないで続けていたらどんな形か分からないですけど報われるときは必ず来ると思います。
小学校の時は背が小さくてホームランも打ったことがなくて、中学でもレギュラーじゃなかった自分でもプロになれたので、絶対に諦めないでほしいですね。(取材/写真:永松欣也)




広瀬結煌(ひろせ・ゆうき) 182cm75kg 右投/右打
小学校時代は「光ヶ丘シャークス」(軟式)、中学時代は「流山クラブボーイズ」(硬式)でプレー。市立松戸では1年秋からショートでレギュラー。スローイングを含めた守備力の高さを評価され、ソフトバンクから育成ドラフト4位指名を受けた。

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