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学ぶことの多いチーム運営、創設4年で部員50人|横浜ECP ベースボールクラブ

ECPを選んだ保護者達の声

練習時間は4時間(1、2年生は2時間で終了してその後はフリータイム)ほどだったが、子ども達は適宜休憩を挟みながらも終始動きっぱなし。グラウンドでボーッとたたずむ時間がほとんどない。狭いグラウンドと短い時間ということを逆手に取った効率的な練習が組まれていた。

最後に、練習のお迎えに来ていた保護者の声を紹介したい。令和の時代に子ども達が集まるチームとはどういうチームなのか、その理由が見えてくる。

■2年生の保護者
「会社の上司がこのチームの立ち上げに関わっていたこともあって誘われて入りました。少年野球は保護者の負担が大きいイメージがありましたが、でもECPはお茶当番もないですし、練習も丸々一日ではなくて半日で終わるところが良いなと思いました。コーチもたくさんいてくれるので子どものことも細かいところまで見てくれていますし、片付けの時などもそうですが、いつもコーチが『先のこともよく考えて行動しなさい』ということを子ども達に言ってくれて、そういった野球以外の部分もいいなと思っています」

■3年生の保護者
「子どもが『野球をやりたい』と言ったときは、親の負担が大きいとか親も覚悟をしないといけないとか、(少年野球には)そういったイメージがありました。でも子どもの保育園の同級生が先にECPに入っていて、親の負担は少ないことや、お母さんもほとんど何もやらなくていいと聞いていたので、安心して入部することができました。うちは母親が土日になかなか動けないので親の負担が少ないのが助かりますし、他の習い事とかと同じような感覚で入りやすかったです。子どもは野球を始めるまでは土日はずっと家にいたのですが、野球を始めてからは練習から帰ってきても外で活発に遊ぶようになりました。そういうところが野球を始めて変わったと思っています」

■入部したばかりの2年生の保護者
「同じ登校班の子が入っていてECPのことを知って入りました。これだけのコーチの方がいて大人の見る目が多いから怪我のリスクも減るでしょうし、練習時間が短いながらも内容の濃い練習ができているのかなと思います。親として安心して任せることができますし、子どもも毎週の練習を楽しみにしているようです」

ECPの練習からはチーム運営で参考になる点がたくさんある。

練習場所が狭くてもできることはたくさんあるということ。
効率よく練習を行えば長時間の練習が必ずしも必要ではないということ。
お父さんコーチがたくさん増えれば見守り当番などのお母さんの負担を無くすことができるということ。
練習時間が短ければお父さんコーチも参加しやすいということ。

後編では総監督の足立さんに、チームを立ち上げた経緯や保護者の負担、チーム運営などについて細かく話を聞きます。(取材・写真:永松欣也)