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【三鷹ジャガーズ】まずは野球を嫌いにさせないこと、そして野球にハマってもらうこと

◆試合を楽しむために練習をしっかりがんばろう!
——野球の入口である2、3年生を指導する上で意識していることは?
まずは野球を嫌いにさせないこと。そして野球にハマってもらうことですね。できない子も当然いますし、成長のスピードも子どもによって違いますけど、野球を好きになってくれたら練習も真面目に取り組んでもらえるようになりますから。だから練習の最後は必ず試合(紅白戦)で終わるようにしています。これが嫌いな子はいませんから。ですので「試合を楽しむためには練習をしっかりがんばろうよ」ということを意識しています。
——縦ぶりの練習をしているだけあって、良い角度で外野に飛んでいく打球が多かったですね。
練習ではテニスボールで打っていますからパカパカと良い打球が飛んでいくんですけど、J球だとちょっと怖がって本来のスイングができない子も多かったんです。でも勇気を持って思い切り振ることで、ボールが外野の間を抜けていくことを子ども達も段々分かってきました。外野の間を抜けるとランニングホームランになりますから、やっぱりホームランには魅力があって、それが子ども達が野球にハマるきっかけになっていますね。

——2、3年全員で18人。チーム全体で53名(1年生は含まず)と多くの子どもが「三鷹ジャガーズ」に集まっていますが、その理由はどこにあると思いますか?
正直「これです」というものは思い浮かびません。うちは見守り当番もありますから。でもインスタグラムの更新を結構頑張ってやってくれていますので、そういうのを見て来てくれる子が多いですね。あとは「いくつか体験会に行った中ででここが一番良かったです」と言って入ってくれた保護者の方もいました。ですので、もしかしたら今の指導方針というか練習内容が、そういったことに繋がっているのかもしれないですね。
——練習時間も短いですけど、それも子どもを入れやすい要因の一つなのかもしれないですね。
練習は土日祝の3時間。低学年チームの子は長くやっても集中力が続かないですし、「もうちょっとやりたかったな」くらいで止めるのが、このカテゴリーの子達にはちょうど良いと思っています。これが高学年チームになると午前・午後それぞれ2、3時間になります。それでも朝から晩まで練習をやるということはありません。
——最期に今後の目標、目指すところなどを教えてください。
野球を楽しんでもらうことが第一ですけど、ガンガン打って、ガンガン守って、良いプレーはどんどん褒めてという、自分たちのスタイルで都大会で結果を出してみないなとは思っています。あとはこの子達が野球を続けて、高校野球で活躍する姿を楽しみにしています。(取材・写真:永松欣也)