◆ 課題のブルペン陣に剛腕守護神が加入
現地時間30日 フィラデルフィア・フィリーズがミネソタ・ツインズとのトレード成立を発表。ジョアン・デュラン投手(27)を獲得し、対価として球団内4位有望株のエドゥアルド・タイト捕手(18)、同6位のミック・アベル投手(23)をツインズに放出した。
ドミニカ共和国出身のデュランは2022年にMLBデビュー。球速160キロ超えの変化球“スプリンカー”を武器に4シーズン通算223登板で74セーブを記録している。今季は49試合に登板して6勝4敗16セーブ、防御率2.01という成績。FAを迎える2027年シーズン終了時まで保有することが可能となる。
昨季地区優勝を果たしたフィリーズはジェフ・ホフマン、カルロス・エステベス両右腕がFAを迎えて退団し、同13セーブの左腕ホセ・アルバラドは今季5月にドーピング規定違反により出場停止処分を受けて離脱。新加入で守護神を務めている右腕ジョーダン・ロマノは防御率6点台と不安定な投球が続き、ブルペン補強が急務とされていた。