◆ 「スピードもあるし、決め球がバチバチ決まっていた」と高評価
オリックスは3日、日本ハムと対戦し0-9で敗れた。先発・椋木蓮が3回に3点を奪われると、4回も2点を失い、一死一・三塁で降板。2番手・片山楽生が適時打と犠飛で走者の生還を許し、椋木は3回1/3・68球、8安打5奪三振1死球7失点で2敗目を喫した。
椋木の投球内容について、3日放送のフジテレビONE『プロ野球ニュース2025』の解説・笘篠賢治氏は「今季1勝も挙げていないので、久しぶりの登板で何とか良い投球をして勝ちたかった。最初の2イニングこそ自信を持って自分の球を投げ込んでいたが、3回に先頭打者の水谷瞬にぱんと二塁打を打たれて、そこから自らの死球もあり、だんだんリズムが狂って力が入ってきた。そういう所で球がシュート回転して中に入ってしまった」と分析し「椋木の表情を見ると、今日の失点の仕方というのは自分自身で分かっていると思う」と推測した。
一方で、笘篠氏は8・9回を2安打3奪三振無失点で抑えた髙島泰都に対し「2イニング非常に良かった。スピードもあるし、決め球がバチバチ決まっていた」と高評価。「シーズン最初は先発でスタートした髙島だが、今日2イニングを投げて、もしかするともう一度髙島を先発にという…先発争いも今熾烈なので、そういう意味ではもう一度髙島の先発も面白いのではないかと感じた」と先発復帰に期待を込めた。
☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2025』