DeNAが4連勝し、8月2日以来の2位浮上。先発のアンソニー・ケイが来日初完封で9勝目をマークした。
ケイは11個の三振の山を築き、巨人打線を寄せ付けなかった。9回に二死一、三塁のピンチを背負うも代打・オコエ瑠偉に対して152キロのストレートで二ゴロに打ち取った。
15日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』で解説者として出演した齊藤明雄氏は、ケイの投球について「元々投げるスタミナはある投手だった。それでも制球面で苦しんで投げ切れていなかった。今日はコントロール良く低めに集めるピッチングができていた」と振り返った。さらに、変化球について「チェンジアップが緩急をつけられていて、スライダーが左打者に対して捉えにくい軌道で投げることができていた。背中から曲がってくる感じでスピードもあった」と評価。「昨年の9月に好投したように外国人投手は9月になるとグッと実力を出してくる。これからの時期、不気味な存在になってくるのかなと思いますね」と太鼓判を押した。
☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2025』