ソフトバンクは20日、オリックスとの試合(みずほPayPay)に4-5で敗戦。同点の9回に登板した守護神・杉山一樹が2点を奪われ4敗目を喫した。
3-3と同点の場面で登板となった杉山は、一死満塁のピンチを招き、廣岡大志に勝ち越しの適時打を浴び、続く代打・杉本裕太郎にはレフトへの犠飛を打たれ2点目を失った。
杉山の投球について、同日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』に出演した解説者の笘篠賢治氏は「同点なので9回は良いピッチャーからというのは常識通りなんですけど、ただランナーの出し方ですよね。勝負をして打たれるんだったらしょうがないですけど、フォアボールでピンチを作って、オリックスの粘りもあったんですけど。こういった負けはこれから先、CSであったり日本シリーズで、この痛い思いは必ず活きると思います。“失敗は成功の基”これを次に活かしてくれると思います」と話し、
同じく解説者の館山昌平氏は「大事な場面を任されているピッチャーですし、ここまでキャリアハイの登板数、セーブもリーグトップタイなので。今日の負けのところをフォーカスされてしまいますけど、ここまでチームを良い状態に押し上げたのは杉山投手なので、次回以降はしっかり立て直してくれると思います」とコメントした。
☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2025』