◆ 日本時間28日からロサンゼルス3連戦
ロサンゼルス・ドジャースは現地時間25日、トロント・ブルージェイズとのワールドシリーズ第3戦にタイラー・グラスノー投手(32)、第4戦に大谷翔平投手(31)が先発登板することを発表した。
今季6月に663日ぶりの投手復帰を果たした大谷はレギュラーシーズン14先発で1勝1敗、防御率2.87を記録。キャリア通してポストシーズン(PS)初登板となったフィリーズとの地区シリーズ第1戦では、6回3失点という投球で初白星を挙げた。ブリュワーズとの優勝決定シリーズ第4戦では6回0/3を無失点、復帰後最多の10三振を奪う好投でPS2勝目をマーク。打っては3本塁打の大活躍で同シリーズMVPに輝き、2年連続のワールドシリーズ進出に導いた。
グラスノーは右肩痛のためレギュラーシーズン18先発、4勝3敗という成績に止まるも、PSでは3登板で防御率0.68と好調をキープ。地区シリーズ第1戦では大谷からバトンを受け、自身7年ぶりにリリーフとして登板した。その後、先発として同シリーズ第4戦では6回無失点、優勝決定シリーズ第3戦では5回2/3を1失点と好投を続けている。
対するブルージェイズは第3戦でサイ・ヤング賞3度のマックス・シャーザー、第4戦では2020年の同賞受賞者シェーン・ビーバーが先発予定。41歳のシャーザーはマリナーズとの優勝決定シリーズ第4戦で白星を挙げ、今回が自身4チーム目でのワールドシリーズ出場となる。今季7月にトレード加入のビーバーは8月に右肘手術のリハビリから復帰を果たし、PSはここまで3登板で1勝0敗、防御率4.38を記録している。
トロントで開幕したワールドシリーズは第1戦をブルージェイズが逆転勝利で制し、第2戦は山本由伸の完投によりドジャースが勝利。1勝1敗のタイでロサンゼルスに舞台を移し、現地時間27日(日本時間28日)から3連戦を行う。