コディ・ポンセ (C) Kyodo News

◆ 2022年から日本ハムと楽天でプレー

 韓国プロ野球(KBO)のハンファ・イーグルスに所属するコディ・ポンセ投手(31)が韓国時間24日、2025年シーズンの年間最優秀選手に選出された。

 今季から韓国球界に参戦したポンセは29先発で17勝1敗、防御率1.89、単一シーズン史上最多の252奪三振をマーク。開幕17連勝という史上最長記録も打ち立て、球団19年ぶりの韓国シリーズ進出に導いた。さらに、外国人投手として史上初の“投手4冠”(勝利数・防御率・奪三振数・勝率)とタイトルを総なめにし、韓国球界における投手最高賞「チェ・ドンウォン賞」も受賞した。

 2023年にチェ・ドンウォン賞を獲得したエリック・フェディ、2024年の受賞者カイル・ハートはともに翌シーズンからMLBに復帰。今オフFAとなっているポンセも2021年以来の復帰に向け、MLB複数球団からの関心が報じられている。

 ポンセは2020年にパイレーツでのMLBデビューを経て、2022年から日本ハムに加入。来日1年目の8月にはノーヒットノーランを達成したが、NPBでは3シーズン通算10勝に止まり、昨季終了後に楽天から自由契約となっていた。