今季セ・リーグの最優秀中継ぎ投手のタイトルを獲得した巨人・大勢は、シーズンの球団新記録となる54HPを記録した。そこで各球団のシーズン最多HP記録者が誰なのか見ていきたい。
中日はNPB歴代最多シーズンHPの記録を持つ2010年に59HPをマークした浅尾拓也、阪神も2007年に55HPを記録した久保田智之、ヤクルトも2021年に53HPを記録した清水昇と巨人の大勢を合わせると、セ・リーグは4球団で50HP以上がシーズンの球団記録となっている。
一方のパ・リーグは指名打者制が採用されていることもあり、先発投手が長いイニングを投げる傾向もあってか、シーズン50HP以上を記録した球団は日本ハムのみ。それも2012年の増井浩俊の50HPと10年以上前の記録だ。
楽天は球団創設からシーズン40HP以上を記録したリリーフ投手はおらず、2015年にハーマンがマークした36HPが球団のシーズン最多HPととなっている。
【各球団のシーズン最多HP投手】
▼ 阪神
55 久保田智之(2007年)
▼ DeNA
42 伊勢大夢(2022年)
▼ 巨人
54 大勢(2025年)
▼ 中日
59 浅尾拓也(2010年)
▼ 広島
42 ジャクソン(2016年)、島内颯太郎(2023年)
▼ ヤクルト
53 清水昇(2021年)
▼ ソフトバンク
46 岩嵜翔(2017年)
▼ 日本ハム
50 増井浩俊(2012年)
▼オリックス
49 平野佳寿(2011年)
▼楽天
36 ハーマン(2017年)
▼西武
42 増田達至(2015年)
▼ ロッテ
43 益田直也(2012年)