◆ 両リーグのサイ・ヤング賞投手が揃い踏み
デトロイト・タイガースのタリク・スクバル投手(29)、サンディエゴ・パドレスのメイソン・ミラー投手(27)が2026年3月に行われるワールド・ベースボール・クラシック(WBC)にアメリカ代表として参戦すると現地時間18日、同代表の公式Xが発表した。
スクバルはデビュー5年目の昨季に18勝4敗、防御率2.39、228奪三振という圧倒的な成績でア・リーグの投手3冠を獲得。今季も13勝6敗、ア・リーグトップの防御率2.21、195回1/3を投げて241奪三振と活躍を収め、歴代12人目となる2年連続のサイ・ヤング賞受賞を成し遂げた。
ミラーは2023年にアスレチックスでMLBデビューを飾り、昨季には28セーブを挙げてオールスターゲーム初出場を果たした。今季はアスレチックスとパドレスで自己最多の60試合に登板して1勝2敗、10ホールド22セーブ、防御率2.63を記録。160キロ超えの豪速球を武器とし、リリーフ投手ながら2年連続100奪三振以上をマークしている。
アメリカ代表は今季ナ・リーグでサイ・ヤング賞に輝いたポール・スキーンズに続き、スクバルもWBC初参戦が決定。ツインズで13勝を挙げたジョー・ライアン、カブスで14勝のマット・ボイドら各球団のエース格による強力な先発ローテーションが形成されている。