今季、ソフトバンクのモイネロが防御率1.46でパ・リーグの最優秀防御率のタイトルを獲得した。モイネロは昨季も防御率1.88で2年連続防御率1点台で最優秀防御率のタイトルを獲得している。
ここでは21世紀以降、規定投球回到達者で防御率1点台を記録した外国人投手を見ていきたい。そもそも、21世紀以降に最優秀防御率のタイトルを獲得した外国人は01年の当時ロッテのミンチー(3.26)、09年の当時中日のチェン・ウェイン(1.54)、15年の当時広島のジョンソン(1.85)、そしてモイネロの4人しかいない。いずれも左投手だ。
さらに今季セ・リーグ防御率リーグ2位の1.74をマークしたDeNA・ケイも左投手。右投手で唯一防御率1点台を記録したのは15年に当時巨人でプレーしていたマイコラスの防御率1.92のみ。
投高打低の日本プロ野球。防御率1点台を記録する外国人投手が来季も現れるか注目だ。
▼21世紀以降防御率1点台を記録した外国人投手
1.46 モイネロ(ソフトバンク / 2025年)
1.54 チェン・ウェイン(中日 / 2009年)
1.74 ケイ(DeNA / 2025年)
1.85 ジョンソン(広島 / 2015年)
1.88 モイネロ(ソフトバンク / 2024年)
1.92 マイコラス(巨人 / 2015年)