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阪神、ゴメスの退団で空いた一塁 今年は流動的になる?

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阪神の金本知憲監督

阪神・ゴメスが退団で一塁は流動的?


 阪神は今オフ、オリックスからFAで糸井嘉男、新外国人にメンデス投手、キャンベル内野手、ソフトバンクを戦力外となった柳瀬明宏を獲得した。

 野手では糸井やキャンベルを獲得した一方で、14年にリーグ打点王に輝き、昨季もチームトップの22本塁打、79打点を記録したゴメスが退団した。

 当初は今季40歳を迎える福留孝介の守備の負担を減らし、昨季打率.311を記録した打撃力を活かすため、右翼から一塁にコンバートするのではないかと見られていた。しかし、福留は右翼での出場にこだわっており、今季も外野でプレーすることが濃厚。

 また、昨季チーム2位の11本塁打を放ち“打てる捕手”として大ブレイクした原口文仁も、一塁コンバート案が浮上したが、こちらは正捕手奪取を目指している。

 新外国人のキャンベルは三塁のレギュラー候補として獲得しており、現時点では一塁が空席の状態となっている。このまま補強がなければ、今季の一塁は流動的になっていきそうだ。



14年と15年のソフトバンクは一塁を固定せず


 各球団の一塁を見ると、日本ハムとソフトバンクは4番を打つ中田翔、内川聖一、広島が昨季リーグMVPに輝いた新井貴浩、DeNAは昨季チーム2位の34本塁打を放ったロペスが務めるなど、打力のある選手が固定されている。

 過去に一塁を固定していなかった球団をみると、指名打者制が採用されているパ・リーグのソフトバンクがそうだった。14年と15年のシーズンは一塁で100試合以上先発出場した選手はおらず、リーグ2連覇を達成した15年は李大浩が54試合、右翼でも80試合に先発出場した中村晃が36試合、ユーティリティープレーヤーの明石健志が34試合に一塁で先発出場した。

 指名打者制が採用されていないセ・リーグの阪神でも、投手の相性、福留や原口の疲労に応じて、14年と15年の日本一に輝いたソフトバンクのように、一塁で起用することもできる。

 また三塁候補のキャンベルが期待通りの働きができれば、三塁のレギュラー候補の今成亮太、陽川尚将、新井良太なども一塁のレギュラー候補となりそうだ。

 14年からの3年間、ゴメスが長年一塁のレギュラーを務めてきたが退団。金本知憲監督は、一塁をどのように起用していくのか注目だ。
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