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地方大学出身の“一流”プレーヤー

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攻守に抜群の存在感を見せる広島の菊池涼介

広島・菊池は日本を代表するセカンドに成長


 近年の大卒出身のプロ野球選手は、甲子園のスターや高校時代の有力選手が多く集う六大学や東都だけでなく、地方の大学出身の選手たちの活躍が目立つ。昨年のドラフト会議では、岐阜学生野球リーグに所属する中京学院大の吉川尚輝が、巨人からドラフト1位指名を受けた。

 地方大学出身の選手で、プロで活躍している選手をみると菊池涼介(広島)がそうだ。東京都出身の菊池だが、高校は長野県にある武蔵工業大学第二高に進学。在学中は甲子園出場が叶わず、卒業後は中京学院大へ進んだ。中京学院大では、1年春からリーグ戦に出場。2年春のリーグ戦では三冠王に輝いた。菊池は大学4年間で106安打、打率.379の好成績を残し、守備ではショートを主戦場にしていた。

 地方大学出身ではあるが、スカウトたちは菊池の身体能力に目が留まり、広島が11年ドラフト2位で獲得。プロ入り後は、1年目に当時セカンドのレギュラーだった東出輝裕の故障で出場のチャンスを掴むと、2年目の13年にレギュラーに定着した。広い守備範囲と肩の強さで、同年から4年連続ゴールデングラブ賞を受賞中。打撃では5年目の昨季、最多安打のタイトルを獲得した。3月に開催される『第4回 ワールドベースボールクラシック』(WBC)の日本代表に選出されており、球界を代表する選手に成長した。

楽天・則本は3年連続最多奪三振のタイトルを獲得


 投手では、菊池と同じく第4回WBCの日本代表に選出された則本昂大(楽天)も地方大学出身だ。八幡商高時代には甲子園の出場はなく、三重中京大に進学。2年春から先発に定着し、リーグ戦通算成績は33勝0敗、防御率0.56と圧倒的の成績を残した。

 全国の舞台では、大学4年に出場した全日本大学野球選手権の大阪体育大学戦で、延長10回を投げ、大会新記録となる20奪三振(参考記録)をマーク。

 12年ドラフト2位で楽天に入団。1年目の13年に開幕投手を務めるなど、15勝を記録。球団初のリーグ優勝、日本一の立役者となった。2年目以降も2年目が14勝、3年目が10勝、4年目が11勝と4年連続で2ケタ勝利をマーク。また、14年から3年連続最多奪三振のタイトルを獲得するなど、絶対的エースだった田中将大がメジャーに挑戦した後、楽天のエースに君臨する。

 その他、15年にトリプルスリーを達成した柳田悠岐(ソフトバンク)が広島経済大、11年リーグMVPの浅尾拓也(中日)が日本福祉大、昨季開幕から連続無失点の新記録をつくった田島慎二(中日)が東海学園大、15年にシーズン最多安打記録を更新した秋山翔吾(西武)が、八戸大と地方大学出身の選手たちがプロの世界で躍動している。

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