「大谷vs大谷」は野手の勝利
日本ハムの大谷翔平が8日、東京ビッグサイトで行われた「パワプロフェスティバル2016」にゲストとして登場。ゲームで小学3年生の男の子と対戦するも、まさかの完敗を喫した。
コナミの人気野球ゲーム「実況パワフルプロ野球2016」を使って行われた夢のバトル。ルールは大谷が「投手・大谷」を操作し、小学生が操る「打者・大谷」と3打席勝負。誰もが一度は考えたであろう「投手・大谷vs打者・大谷」の対決がゲームの中で実現した。
なお、大谷のデータは2016年の活躍を踏まえてアップデートされた特別なものとなっており、最高球速はなんと169キロ。世界最速投手のチャプマンもびっくりの快速球たが、小学生が操る打者・大谷はその真っ直ぐをいとも簡単にミート。まさかの3打数3安打2打点と完膚なきまでに打ち込まれ、完敗を喫してしまった。
「プロの厳しさを教えてあげようと思ったんですけど...」と大谷。「パワプロの厳しさを教えていただきました」と白旗宣言。男の子に勝利のご褒美としてサインボールをプレゼントした。
直球発言に「こわいですね...」
また、対決後のインタビューでは「ヒヤッと」する場面も…。
あこがれの選手は大谷翔平という小学生の男の子に対し、進行を務めていたお笑い芸人・TKOの木下隆行が「こんな機会もなかなかないし、何か聞いておきたいこととかある?」と振ると、少し考えてから「メジャーに行っても頑張ってください!」という突然のぶっこみ。これには大谷も「ファイターズで頑張ります!」と返して笑うしかなかった。
子どもならではの直球すぎる発言に「こわいですね...」とタジタジだった大谷であるが、「こういった機会も貴重ですし、触れ合いをキッカケに野球に興味を持つ子が増えてくれたら」と感想を述べる。
最速169キロ、そしてメジャーへ!? 伝説を塗り替え続ける男が、次に成し遂げるものは...。今季も大谷翔平から目が離せない。