ラミレスが高知と契約合意
四国アイランドリーグplusの高知ファイティングドッグスは9日、メジャー通算555本塁打のマニー・ラミレスと契約合意を発表した。
インディアンス、レッドソックス、ドジャースなどで大活躍した元メジャーリーガーのラミレスを獲得した高知は、現役時代に巨人や横浜で活躍した駒田徳広が指揮を執るチーム。コーチは、現役時代にダイエーや阪神などでプレーした吉田豊彦氏が務める。
チームの歴史を振り返ると、四国ILが発足した2005年から同リーグに所属し、同年のリーグ戦で初代チャンピオンに輝いた。その後は、06年前期、09年に総合優勝と、プロ野球独立リーグ・ルートインBCリーグの群馬とのグランドチャンピオンシップを制している。ただ、09年を最後に総合優勝から遠ざかっており、昨季は総合4位だった。
ロッテ・角中はかつてプレー
また、高知からプロの世界に羽ばたいた選手をみると、昨季首位打者と最多安打の二冠に輝いた角中勝也(現ロッテ)がいる。角中は、日本航空第二高を卒業した06年から1年間高知でプレー。高卒1年目からレギュラーで出場し、打率.253、4本塁打、28打点をマークした。同年に行われたドラフト会議でロッテから7位指名を受けプロ入りしている。
現在阪神でプレーする藤川球児は、2015年にレンジャーズを自由契約となったあと、登板ごとに契約を結ぶ形で高知に加入した。高知ではリリーフだけでなく、先発を務め、同年9月7日の香川戦で完封勝利を挙げた。藤川は同年限りで退団し、16年から阪神でプレーしている。
マニー・ラミレスの加入が、高知にどのような影響をもたらすのか非常に楽しみだ。