相次ぐ「丸刈り」報告
年が明けたと思いきや、気がつけば10日が経過。キャンプインまであと3週間ほどとなった。
各選手が新シーズンの幕開けに向けて自主トレを行っているところであるが、中でも気になるのが「丸刈り」の話題の多さである。
新成人が「丸刈り」で誓い
詰めかけた約150人のファンがどよめくなか、「髪型については触れないで」とした高橋。しかし、やはり質問コーナーで髪型に関して聞かれると、「昨年の反省と、今季への意気込みと気合です」と丸刈りに至った経緯を明かしてくれた。
1年目はデビュー月に月間MVPを獲得するなど活躍を見せ、大きな期待がかかっていた2年目のシーズン。ところが22試合の登板で4勝11敗と負けが先行し、防御率も4.42と悪化。ハタチというひとつの節目を迎える今季にかける思いは人一倍強い。
昨年の大晦日に家族や親戚に見守られながら“断髪式”を行ったという高橋。エース・岸孝之の抜けた穴を埋める存在となるか...。リベンジに燃える若き右腕から目が離せない。
球界が誇るイケメン2人も...
つづいて4日、自主トレを行うグアムへと旅立ったのは巨人の小林誠司。丸刈りは高校3年生の時以来だという。
球界でも屈指のイケメンとして知られる小林であるが、「変わらないといけないと思って」と決意の丸刈り。それでも、ファンの間では「すっきりした」「こっちの方が良い」など、ニューヘアーを支持する声も上がっている。
長い間チームの扇の要を担った阿部慎之助から学び、巨人の正捕手へ。今年にかける思いはひと味違う。
さらにその翌日、5日にはソフトバンクの柳田悠岐もグアム自主トレへと出発。空港に現れた男も、その頭をサッパリと丸めていた。
日本一連覇にトリプルスリー、リーグMVPも獲得した2015年から一転、昨年はチームとしても3連覇を逃し、自身も故障の影響から満足行く成績が残せなかった。
厄払いの意味もこめて「気合い入れてきました」と目を輝かせた男。2017年の柳田悠岐は要注意だ。
“丸刈りバッテリー”誕生...?
そして10日、また新たに丸刈りをお披露目した選手が現れた。西武の森友哉である。
西武第二球場で自主トレを公開した男は、「(高橋)光成から連絡があって、ノリで...気合いってことにしといてください」とコメント。ちなみに、高橋光成とお揃いの12ミリだという。
捕手かコンバートかの狭間で揺れていた森だが、辻発彦新監督は捕手として起用する方針を示しており、今季はもう一度ポジション獲りの競争に挑む。
エースが抜けたチームの救世主は“丸刈りバッテリー”…?高橋光成とともに、森友哉にも注目だ。