ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の日本代表に選出されている西武の牧田和久が10日、埼玉・所沢の西武第二球場でWBC公式球を使って練習を行った。
キャッチボールでは「滑る」と声を挙げる場面もあったが、WBC球は「苦じゃない」という。年明けは5日から始動。その日からWBC球での練習を続けている。さらに、WBC球になれるために「家にいるときでも、テレビを見ながら常にボールを触っている」と明かした。
持ち味を最大限に生かす。昨季、無走者時の平均投球間隔が8.1秒で12球団最短だった牧田。前回大会で、プエルトリコ投手の投げるタイミングが早く、日本選手がタイムを取れずに、ストライクを取られている場面を見て「それも一つの手」と説明。さらに、「自分のテンポで投げられる」と喜んだ。
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キャッチボールでは「滑る」と声を挙げる場面もあったが、WBC球は「苦じゃない」という。年明けは5日から始動。その日からWBC球での練習を続けている。さらに、WBC球になれるために「家にいるときでも、テレビを見ながら常にボールを触っている」と明かした。
持ち味を最大限に生かす。昨季、無走者時の平均投球間隔が8.1秒で12球団最短だった牧田。前回大会で、プエルトリコ投手の投げるタイミングが早く、日本選手がタイムを取れずに、ストライクを取られている場面を見て「それも一つの手」と説明。さらに、「自分のテンポで投げられる」と喜んだ。
「1球で打たせてとるくらいのイメージで。(変則投手だが)何球か投げたら相手も(タイミングが)あってくる」と分析。その上で「投げミスはしないように」と言い聞かせた。
また、マウンドへの対応も抜かりない。「堅いマウンドで投げられる機会はなかなかないが、どこでやっていても、堅いマウンドを意識しながら」。WBCへ向けて、万全の準備をする。
前回大会に続き、2度目のWBC。起用法にはこだわらず「任された場所で、自分のパフォーマンスを出すだけ」と冷静に語る。
WBCは特別な場所。「背負っているものが違い、普段ではでないプレーも出てくる」と真剣な表情。「持ち味を出して、チームに貢献できるように」。下手投げの侍は、王者奪還を目指し、気合を入れた。