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前途洋々な若者たちへ…元ヤクルトのドラ1右腕が伝えたいこと

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OBの増渕氏が新人選手たちに伝えたい事とは...

いよいよプロへ...


 1月ももうすぐ半ば。各選手が2月1日のキャンプインに備えて自主トレを行う中、新人選手たちも動き始めた。

 入寮を終え、現在は合同自主トレの真っ最中。さらに11日には12球団合同での新人研修会が開催され、新たにプロの門を叩く選手たちがその心意気を学んだ。

 いよいよ始まるプロ野球選手としてのキャリア。未来ある若者たちはどのように厳しい世界を生き抜いていけば良いのか。今回は彼らの先輩・OBの増渕竜義氏が、新人選手たちにアドバイスを贈る。


伝えたい「5つのこと」


 私が語る話ではないかもしれませんが、かつて厳しい世界を経験したからこそ、これからプロの世界へと飛び込んでくる選手たちに伝えたいことがあります。

 これはやっておくべきだった、これだけは守ってほしい、または頭の片隅にでも置いておいてほしい...。私が思うのは大きく分けて以下の5つです。


1.身体のケア


 まずなによりも大事なのが、ケガのないように過ごすこと。そのために体のケアを怠らないでほしいということです。

 私もそうでしたが、若い頃は体も若いので無理が効きます。何でもできてしまうのです。しかし、年々疲れなどが蓄積されてくると、体が硬くなって来たり、だんだんとケガをしやすい体になってしまいます。

 プロは身体が資本。どれだけ力のある選手でも、身体が万全でなければ意味がありません。ケガで選手生命を棒に振ってしまう選手も山ほどいます。なので、アマチュア時代以上に身体のケアには時間と労力を費やしてほしいです。


2.長所を伸ばす


 プロの世界に入っても、自分のセールスポイントは絶対に見失ってはいけません。

 プロでは多くの壁にぶつかると思います。その度にステップアップを図りますが、そこでは短所を鍛えることに注力しがちです。もちろんそれも大事なことなのですが、自分の長所を伸ばすという事も忘れずやってほしいと思います。

 特に主力選手の動きを間近で目の当たりにした時、とんでもない世界に来てしまったと思うこともあるかと思います。そんな状況でも「これだけは!」という武器を持ち続け、磨き続けることに取り組んでほしいです。


3.人としての成長


 いくらプロとは言え、野球だけやっていれば良いということは絶対にありません。

 人としての成長がなければ、野球での成長もないと思っています。礼儀やあいさつ、思いやりを決して忘れず、野球人生を送ってほしいですね。

 プロに入れば、多少なりともチヤホヤされることが増えるでしょうし、自由に使えるお金が増えたりもするかと思います。それでも決しておごらず、謙虚な気持ちを忘れずにいることが大事です。


4.目標を立てる


 自分がプロでどうなりたいのか、そのために何をすべきなのか。それを考える時、自分自身でしっかりとした目標を作成することが大切になります。

 プロになるということは、野球が仕事になるということ。練習にかけられる時間もこれまでより圧倒的に増えますが、そこでただ漠然と練習しているようでは時間がもったいないです。力はついたとしても、なかなか“身”になることはありません。

 しっかりと目標を持ち、それを達成するために何が必要なのか、どのような練習をすべきなのかを考えながら、日々の練習に活かしてほしいと思います。


5.時間を無駄にしない


 プロ野球選手という夢を叶えても、それがゴールではありません。多くの選手が家族や学校の先生、監督、チームメイトなどなど、様々な人たちに支えられてプロ野球選手になるのですから、みんなの期待を背負って野球をしているという自覚が重要になります。
 
 厳しいプロの世界。契約しないと言われてしまえば、その日から働く場所はありません。支えてくれた人たちへの感謝を忘れることなく、1日1日を大事に過ごしてもらいたいと思います。


 「やってきてよかった」や、「あの時こうすれば良かった」など、今だから言いたいことはたくさんありますが、もうその時間は戻ってきません。

 これからプロの世界で活躍する皆さんには、どうか「やりきった」という思いでユニフォームを脱いでもらえたらと思っています。1日も無駄にすることなく、後悔のないプロ野球人生を送って下さい。

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