昨季10年ぶりに日本一に輝いた日本ハムの守護神といえば、シーズン序盤は増井浩俊が務めていたが、抑え失敗が続きシーズン途中からマーティンがクローザーに回った。そして、ソフトバンクと優勝を争っていたシーズン終盤、マーティンが故障で離脱し、谷元圭介、宮西尚生などが状況に応じて勝ち試合の最後を任された。結局昨季は1年通して抑えを固定することができなかった。ただリーグ2連覇するために、勝ち試合の最後を務める抑えの固定は必須。
候補のひとりに、昨季途中に守護神を務めたマーティンがいる。6月の中旬から抑えに抜擢されたマーティンは、安定した働きぶりで21セーブをマーク。6月10日の阪神戦で失点したのを最後に、21試合連続無失点を記録するなど、抑え転向後1度も失点しなかった。現時点では抑えの筆頭候補といえるだろう。
日本シリーズで胴上げ投手なった谷元圭介は、抑え転向に意欲をみせる。谷元はリーグ優勝した昨季セットアッパー、マーティンが離脱後に一時は抑えを任されるなどフル回転。チーム最多の58試合に登板して、28ホールド、3セーブ、防御率2.32の好成績を残した。
そして、昨シーズン途中、先発に転向した増井浩俊は、抑え再転向を希望しているという。増井は昨季抑え失敗が目立ち、先発に転向。これが上手くハマった。先発だけで6勝をマークし、先発での防御率は1.10を記録するなど抜群の安定感を誇った。先発で輝きを取り戻した増井だが、抑えというポジションに強いこだわりをもつ。WBCに参戦するため、チームに帯同する時間は限られるが、少ない期間でしっかりアピールしたいところだ。
マーティン、谷元、増井…。栗山英樹監督も、2月1日のキャンプから誰を抑えに任せるか頭を悩ますことになりそうだ。
【日本ハムの守護神候補たちの昨季成績】
マーティン
成績:52試 2勝0敗19H21S 防1.07
谷元圭介
成績:58試 3勝2敗28H3S 防2.32
増井浩俊
成績:30試 10勝3敗1H10S 防2.44
候補のひとりに、昨季途中に守護神を務めたマーティンがいる。6月の中旬から抑えに抜擢されたマーティンは、安定した働きぶりで21セーブをマーク。6月10日の阪神戦で失点したのを最後に、21試合連続無失点を記録するなど、抑え転向後1度も失点しなかった。現時点では抑えの筆頭候補といえるだろう。
日本シリーズで胴上げ投手なった谷元圭介は、抑え転向に意欲をみせる。谷元はリーグ優勝した昨季セットアッパー、マーティンが離脱後に一時は抑えを任されるなどフル回転。チーム最多の58試合に登板して、28ホールド、3セーブ、防御率2.32の好成績を残した。
そして、昨シーズン途中、先発に転向した増井浩俊は、抑え再転向を希望しているという。増井は昨季抑え失敗が目立ち、先発に転向。これが上手くハマった。先発だけで6勝をマークし、先発での防御率は1.10を記録するなど抜群の安定感を誇った。先発で輝きを取り戻した増井だが、抑えというポジションに強いこだわりをもつ。WBCに参戦するため、チームに帯同する時間は限られるが、少ない期間でしっかりアピールしたいところだ。
マーティン、谷元、増井…。栗山英樹監督も、2月1日のキャンプから誰を抑えに任せるか頭を悩ますことになりそうだ。
【日本ハムの守護神候補たちの昨季成績】
マーティン
成績:52試 2勝0敗19H21S 防1.07
谷元圭介
成績:58試 3勝2敗28H3S 防2.32
増井浩俊
成績:30試 10勝3敗1H10S 防2.44