ドクターストップの中、強行出場「なんか死んでいいと思った」
史上初となる2年連続トリプルスリーを達成したヤクルト・山田哲人が高校の同級生に想いを明かした。
15日早朝の『TOKYO応援宣言』(テレビ朝日系)では、山田が履正社高校の同級生と開催した新年会の様子を放送。高校時代の仰天エピソードや、メジャー挑戦、WBCについて語った。
山田が「野球人生で一番」の試合と話す高校最後の夏・大阪大会、強豪PL学園戦。そこには驚愕の事実があった。
試合前日、熱中症による39度の高熱でドクターストップがかかっていたという山田。それでも「色んな感情がこみあげてきた。なんか死んでいいと思ったもん、医者に『死ぬ』って言われて、いやもう死んでいいよみたいな」と振り返る。
2点ビハインドで迎えた9回。1死2、3塁と一打同点のチャンスで打席に立ったのは山田だった。結果は起死回生の2点タイムリー。山田の想いがチームを救った。
さらに、驚異の身体能力で野球以外のスポーツでも存在感を発揮。「バレーめっちゃ得意」という山田の実力はバレー部の監督から誘われるほど。また、運動会のリレーでは、チーム一足が速いというサッカー部員や、陸上部員も驚かすほどの俊足を披露。山田は「可哀想やったな(笑)」と笑った。
WBCは「怖いけど、ワクワク」
そして話題がメジャー挑戦へと移る。普段、メジャーに関して多く語らない山田だが、「めっちゃ行きたいって思う時もある。野球をやっている以上は、心のどこかではやりたいっていう気持ちは正直あります」と打ち明けた。
また、今春のWBCについて振られると「いや怖いよ、でも出たい気持ちはあるよそりゃ、ワクワク、世界一になりたい、貢献したいっていうめっちゃ気持ちと、ミスしたらどうしよって気持ちもあるよ」とぶっちゃけ。しかし、「俺だけじゃなくて日本を応援して。世界一になろう!」と意気込んだ。