ニュース 2017.01.25. 07:00

田中将大らが被災地の小学生と交流「目の前のことから目をそむけずに」

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田中将大らが小学生と交流イベントを行った [提供=西川産業株式会社]
 ニューヨークヤンキースの田中将大と楽天の辛島航、則本昂大、釜田佳直、松井裕樹の5選手が24日、宮城県仙台市内の被災地にある岡田小学校で交流イベントを開催した。

 同イベントは、「子供たちに笑顔を届けられるようなイベントがしたい」という想いを持っていた田中の以前からの希望で実現。当日は小学校1から6年生の児童190人を対象に行われ、選手は子どもたちとキャッチボールや、一緒に給食を食べるなど交流した。キャッチボールでは豪華商品をかけたゲームが行われ、優勝チームには田中のサイン入りボールがプレゼントされるなど、児童たちからは笑顔が見られた。

 選手への質問タイムでは、児童が夢を発表する場も設けられ、「夢はプロ野球選手になってメジャーにいくことです」と発表する児童も。田中は、「目の前のことから目をそむけずに、 自分にできるところから、 1つずつクリアしていくことが大事だと思っています。 自分の夢にむかって頑張ってください」とエールを送った。

 田中は、「プロ入りから育ててもらった東北の地、楽天には強い思い入れがあり、 また子どもたちの野球人気低下が著しい状況に歯止めをかけるような、野球の楽しさを伝えられる野球普及活動をしたい」と話しており、来年以降も継続的に行っていく予定という。
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