西武の出陣式が27日、所沢市内のくすのきホールで行われ、ルーキーたちがファン3014人の前で意気込みを語った。

　昨夏の甲子園優勝投手で楽天に移籍した岸孝之の背番号「11」を引き継いだドラフト1位・今井達也は「1日でも早く一軍のマウンドで投げれるように。160キロを目標にします」と宣言。一方「まだ、体が細いので中塚（駿太）さんのような体に」と同期の大型ルーキーの名を挙げて、ファンの笑いを誘った。

　辻発彦監督も「注目されているので、大変だと思うが、自分のペースを崩さずにやってほしい。非凡なものを感じられる」とべた褒めだった。

　同じく高卒ルーキーのドラフト4位・鈴木将平は「秋山さんのように安打製造機になりたい」と話し、「将来的にはトリプルスリー」達成を目標に掲げた。

　「若さを生かした勢いででてこれたら」とアピールした。

　未来の西武を背負うであろう今井と鈴木。元気いっぱいの若獅子の活躍が楽しみだ。