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田中が菊池、鈴木に続きWBCメンバー入り 広島から過去最多の3名選出

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2006年のWBC第1回大会に出場した広島の新井貴浩

過去に新井、栗原、マエケンらが出場


 NPBエンタープライズは28日、WBCに挑む侍ジャパンの追加メンバーを発表。広島の田中広輔が選出され、これで全28名が決定した。

 田中はプロ4年目を迎える俊足好打の内野手。3年目の昨季は主に「1番・遊撃」として全143試合に出場。打率は.265ながら出塁率は.367、さらに13本塁打、28盗塁の成績を残し、不動の切り込み隊長としてチームを25年ぶりのリーグ制覇へ導いた。

 同代表メンバーは24日までに27選手が発表されていたが、当初メンバー入りが有力とされていた中島卓也(日本ハム)がコンディション不良のため辞退。代役候補には田中とともに今宮健太(ソフトバンク)の名も挙がっていたが、こちらも手術した右ひじの状態に不安があり、田中に白羽の矢が立った。

 これで広島からは、すでにメンバー入りしていた菊池涼介、鈴木誠也に続き3人目の代表入り。WBCでは過去最多の輩出人数となった。

 初代王者に輝いた2006年の第1回では、黒田博樹と新井貴浩がメンバー入り。しかし、黒田が直前の壮行試合で負傷し、土壇場で参加辞退を余儀なくされた。2009年の第2回大会では、石原慶幸が城島健司(当時マリナーズ)、阿部慎之助(巨人)とともに捕手枠に入った。栗原健太は村田修一(巨人)の負傷で緊急招集され、決勝の韓国戦にスタメン出場した。

 3連覇を逃した2013年の第3回大会では、前田健太と今村猛がメンバー入り。前田は準決勝のプエルトリコ戦で負け投手になったが、先発3試合で防御率0.60、18奪三振をマークし大会ベストナインに選出。今村は2試合の登板で3失点と力を発揮できなかったが、大舞台で貴重な経験を積んだ。

 同一チームからの3名選出は、昨シーズン日本一を争った日本ハムの5名に次ぐ2番目の多さ(ソフトバンク、楽天、巨人からも3名)。25年ぶり優勝の勢いを、侍ジャパンにも持ち込んでほしいところだ。

【広島のWBC出場選手】
第1回(2006年):新井貴浩 ※黒田博樹は直前に負傷辞退
第2回(2009年):石原慶幸、栗原健太 ※栗原は緊急招集
第3回(2013年):前田健太、今村猛
第4回(2017年):田中広輔、菊池涼介、鈴木誠也

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