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○○のダルビッシュと呼ばれた投手たちの現在

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現在レンジャーズでプレーするダルビッシュ有

大谷翔平が大活躍


 プロ入りするときに、○○二世、○○のダルビッシュという触れ込みでプロ入りする選手が多い。近年、よく聞くのが○○のダルビッシュ。身長が高い投手に、○○のダルビッシュと呼ばれることが多いが、プロ入り後“ダルビッシュ”に匹敵するような活躍を見せているのだろうか…。

 花巻東高校時代に“みちのくのダルビッシュ”と呼ばれた大谷翔平(日本ハム)は、高校時代に“みちのくのダルビッシュ”と呼ばれていたことを忘れるくらいの活躍を見せている。

 プロ2年目の14年に日本球界初となる2ケタ勝利、2ケタ本塁打を達成すると、15年は投手三冠。そして昨季は、打者で22本塁打、投手で10勝を記録し、リーグ優勝、日本一に大きく貢献。プロ入り前は投手と野手の二刀流は厳しいのではないかと言われたが、常識を覆す活躍で球界を代表する選手に成長した。

 “九州のダルビッシュ”こと宮崎日大高の武田翔太(現ソフトバンク)も、ソフトバンクのエース格だ。プロ1年目にストレートとカーブを武器に8勝、防御率1.07を記録。2年目と3年目は思うような成績を残すことができなかったが、15年は13勝をマークし、同年11月に行われた『WBSCプレミア12』にも日本代表として出場した。昨季も自己最多の14勝を挙げるなど、ソフトバンクの先発に欠かせない存在だ。

 一方で思うような活躍ができていない投手もいる。春日部共栄高時代に“埼玉のダルビッシュ”と呼ばれた中村勝(日本ハム)がそのひとり。中村は1年目の10年に、球団では本家のダルビッシュ以来となる「高卒新人初登板・初先発・初勝利」を記録。最高のデビューを飾ったが、その後は14年に8勝を挙げたのが最高で、昨季は1勝も挙げることができなかった。

 その他、“房総のダルビッシュ”こと相内誠(西武)、“下町のダルビッシュ”こと吉本祥二(ソフトバンク)などもプロ入り後、苦戦が続いている。

 高校時代に○○のダルビッシュと呼ばれた投手たちは将来、本家を超える活躍を見せることができるだろうか。

主な○○のダルビッシュの通算成績

本家:ダルビッシュ有(レンジャーズ)
MLB通算:100試 46勝30敗 防3.29
NPB通算:167試 93勝38敗 防1.99

大谷翔平(日本ハム)
“みちのくのダルビッシュ”
投手通算:80試 39勝13敗 防2.49
野手通算:338試 率.275 本40 点135

武田翔太(ソフトバンク)
“九州のダルビッシュ”
通算:87試 42勝22敗 防2.79

中村勝(日本ハム)
“埼玉のダルビッシュ”
通算:57試 14勝16敗 防3.89

相内誠(西武)
“房総のダルビッシュ”
通算:4試 0勝4敗 防12.75

吉本祥二(ソフトバンク)
“下町のダルビッシュ”
通算:一軍登板なし
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