ニュース 2017.01.30. 10:57

引退後の「セカンドキャリア」 会社員が2位へランクアップ

 NPBは先日、2016年10月の「みやざきフェニックス・リーグ」中に現役若手プロ野球選手に対して実施した「セカンドキャリアに関する意識調査」の結果を公表した。

 引退後に「やってみたい」と「興味がある」仕事は、高校野球指導者が67%でアンケートを始めた2007年から10年連続で1位にランクイン。昨年3位の「一般企業の会社員」は順位を一つ上げて2位となった。「やってみたい」のみでも昨年8位から4位に大幅上昇。今後、「会社員」が定着するのかに注目が集まりそうだ。

 また、学生野球資格回復研修会については、77%の選手が知っていると回答。67%の選手が「ぜひ受講したい」、「機会があったら受講したい」と答えるなど、関心が高いことが分かる。

 「セカンドキャリア」。毎年、多くの選手がプロ野球界を去るが、「引退後に不安を感じている選手」は全体の67%。昨年の73%を下回ったが、約7割の選手が不安を感じていることが分かる。華やかな世界の裏側には未だに多くの問題が残っているようだ。
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