ラミレス監督「2年目なので全然違う」
DeNAのアレックス・ラミレス監督が31日、指揮官として迎える2年目のキャンプを翌日に控え、意気込みを語った。
ラミレス監督は「メンタル的にも2年目なので全然違う。今年はより良いアイディアで勝利を目指していきたい」と力強く語り、選手たちには「毎日ベストを尽くす」ことを強く求めた。
また、育成選手ながら一軍のキャンプに招集された網谷圭将について言及。「バッティングに関しては一軍のレベルでやっていけるだけの能力を持っている。打者としては19歳としては今まで見たことがないベストな打者」と賛辞をおくり、昨年12月に行われた『2016 アジアウインターベースボールリーグ』で打率.380、6打点を挙げた育成2年目の網谷を高く評価した。
ラミレス監督インタビュー
Q 選手全員の顔を久しぶりに見ましたが…
「非常に喜ばしい気持ちです。去年とは全然違う雰囲気がある。メンタル的にも2年目なので全然違う。今年はより良いアイディアで勝利を目指していきたい」
Q 監督から選手にどんなメッセージを送った?
「基本的にはスローガンの話を中心にしました。なぜスローガンの話をしたかというと、1日1日が勝負。選手ひとりひとりが今日1日をベストを尽くす。昨日よりも今日。今日よりも明日。常に毎日ベストを尽くすということを話しました。本当に無駄にする時間はない」
Q 選手たちにどんな姿を見せてほしい?
「明日が初日ですので、みんな気合いが入っていると思う。新しく入った選手や、ルーキーの選手もいっぱいいる。特にルーキーの選手は、『いつでもできます』ということだったので、アピールしてもらえればと思います。明日から競争が始まる。監督、コーチにもしっかりアピールしてもらえればと思います。最初の2、3日が非常に重要。怪我だけはしないようにしっかりやってもらえれば」
Q 育成の網谷が一軍のメンバーに入り。期待する事は?
「特にバッティング。バッティングに関しては一軍のレベルでやっていけるだけの能力を持っている。長い目で見ていかなければならないですけど、彼は基本的にキャッチャーなんですけど、これからベストなポジションの適性を見ていく。ファースト、外野になるかもしれない。非常に期待している。打者としては19歳としては今まで見たことがないベストな打者。ベストなポジションを与えて、じっくり成長をしてもらえたらと思います」
Q キャプテン筒香の表情を見て感想は?
「会えてうれしく思っている。キャプテン、選手としてもチームに多くのものをもたらしてくれる。彼自身もしっかり準備してきている。非常に楽しみにしている。明日WBCの兼ね合いもあるので、どういう風に試合とかに使っていくかを2人で話しをする。明日から非常に楽しみ」
Q 2017年の新しいスタート。今の思いは?
「不意を突かれた質問。明日でいいですか…考えていきます。明日から頑張ります」
(提供=ニッポン放送ショウアップナイター)