今季から投球フォーム変更
二軍キャンプに参加するヤクルトの由規が7日、ブルペンに入りセットポジションのみで投球練習を行った。
今季から投球フォームを変更した由規は「今までは左の股関節の内側でパワーを受け止めて投げていた。今年は外側で受けるようにしている。イメージは、左の股の下から上に棒が突き刺さっているイメージで体を回転させている」と説明。
高津臣吾二軍監督はこの日の由規の投球について「良いボールを投げている。今年は良いんじゃない」と評価した。
由規「1週間に1度投げたい」
右肩の故障から昨季5年ぶりに一軍復帰した由規といえば、登板した翌日に二軍落ちし、再び昇格するという形をとっていた。由規自身「その度に誰かが抹消されては、責任も果たせていないし、迷惑をかけていた」と振り返る。
昨季を踏まえ今季は、「投げるとき、投げないときの(調子の)波の振り幅を少なめにして、1年間乗り切っていきたい。1週間に1度投げる意識でいきたい」と意気込む。
故障前の2010年には12勝をマークした実力を持つ由規は、“完全復活”するため、腕を振っていく。
(提供=ニッポン放送ショウアップナイター)