ニュース 2017.02.10. 09:00

日本と同組のキューバ “デスパイネキラー”は誰?

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キューバ代表入りを果たした前ロッテのデスパイネ
 3月に開催される『第4回ワールドベースボールクラシック』(WBC)の出場16チームのロースターが発表された。日本と同じプールBに入るキューバに、昨季までロッテに所属し、今季からソフトバンクでプレーすることが噂されるデスパイネが代表入りを果たした。

 ロッテでプレーした昨季は、134試合に出場して、打率.280、本塁打(24本)と打点(92打点)はチーム最高の成績を残した。キューバ代表として参加するWBCでは、日本を苦しめる可能性も多いにありえそうだ。

 日本がキューバに勝利するためには、デスパイネ封じは必須。では、日本代表の投手で“デスパイネキラー”が存在するのだろうか…。昨季の対戦成績をみると、千賀滉大(ソフトバンク)が当てはまる。

 千賀は昨季デスパイネに対して、2本の本塁打を浴びたが、20打数2被安打、4奪三振、被打率.100とほぼ完璧に抑え込んだ。4月6日のロッテ戦では、デスパイネと3度対戦し、2打席連続で三振に打ち取った。

 ちなみにデスパイネが来日してから通算の対戦成績は、23打数2被安打、被打率.087と完璧に抑え込む。本大会ではピンチの場面でデスパイネに打席が回ったときには、千賀をリリーフで起用するといった戦術を組むことができそうだ。

 また、リリーフで本大会活躍が期待される平野佳寿(オリックス)は、昨季4打数0安打に抑え込み、通算でも5打数0安打と1本もヒットを打たれていない。キューバの主砲に対して、好相性なのは心強い。

 一方で、3月7日のキューバ戦に先発が予定される則本昂大(楽天)は、デスパイネに昨季7打数4被安打、1被本塁打と打ち込まれているのは気がかり。15年も14打数6被安打と打たれており、苦手にしている。

 14年から日本でプレーするデスパイネ。日本の投手陣を熟知しているだけに、日本投手陣は細心の注意を払っていきたいところだ。
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