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調整順調な平野、宮西、秋吉 経験豊富な救援侍に期待大!

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日本ハムの宮西尚生

多彩なタイプが揃う侍ジャパンのブルペン陣


 ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の開幕まで1カ月を切った。覇権奪還を目指す侍ジャパは、招集が期待されていたメジャー投手が全員不参加となり、開幕投手候補だった大谷翔平(日本ハム)は右足首を痛め参加辞退。戦前の予想では苦戦を強いられると見られている。

 それでも春季キャンプを渡り歩いていると、実績のあるリリーバーたちの順調な調整ぶりが際立っている。日本ハムの宮西尚生は9日、WBC公認球で投げ込みを行い、「まだ曲がったり抜けたり。それを修正している段階」と言いながらも、ウイニングショットであるスライダーに関しては、「これまでで一番よかった」と手応え。さらに、「第2クールであのスライダーを投げられたのは収穫。第3クールではそれをもっと安定させたい」と今後の展望を語った。

 小久保代表監督が宮西とともに「中継ぎ陣の柱」と期待するヤクルトの秋吉亮も、「滑ると感じる頻度が減った。シンカーに落差があって、いい感じで抜けている」と第1クールの段階から適応力の高さを示していた。さらに西武の牧田和久は、WBC球は「苦じゃない」ときっぱり。オリックスの平野佳寿は滑るボールの特性を活かし、カットボール習得を視野に入れている。

 これから怖いのが故障だが、「ボールが違うから張りもある。でも、それはわかっていること」と宮西。9年連続50試合登板を誇る鉄腕の言葉は頼もしい。宮西は今季、岩瀬仁紀(中日)以来となる10年連続50試合登板がかかっており、秋吉は前人未踏の3年連続70試合登板を見据える。さらに平野佳寿は史上97人目の500試合登板まで残り9試合としており、節目の記録到達は時間の問題だ。

 ネームバリューのあるメジャー投手、二刀流・大谷の不参加は確かに痛手だが、多彩なタイプが揃う侍ジャパンのブルペン陣は、間違いなく代表のストロングポイントである。WBCという国際舞台で、彼らに脚光が浴びると思うとワクワクする。

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