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即戦力として期待も…故障者が多いFA組

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11日に初めて屋外で練習する阪神・糸井=宜野座(C)KYODO NEWS IMAGES
 このオフ、岸孝之(楽天)、陽岱鋼(巨人)、森福允彦(巨人)、山口俊(巨人)、糸井嘉男(阪神)の5人がFA権を行使し他球団へ移籍した。

 即戦力として活躍が期待されるFA組だが、故障によりキャンプを別メニューで調整している選手が多い印象だ。オリックスから阪神へFA移籍した糸井は、自主トレ中に右膝関節炎と診断され、キャンプ初日から別メニュー調整。現在はダッシュ、打撃練習を再開するなど順調な回復を見せている。昨季全143試合に出場した“超人”は、3月31日の開幕に間に合うのだろうか。

 陽岱鋼はキャンプ初日から精力的に汗を流していたが、9日の練習中に下半身の張りを訴え練習を途中早退。10日からはウエートトレーニングを中心に別メニュー調整を行っており、11日の紅白戦にも出場しなかった。チームは14日から沖縄でキャンプを行うが、陽岱鋼は宮崎に残り三軍キャンプに参加すると報道されている。

 糸井、陽岱鋼よりも深刻なのはDeNAから巨人へ移籍した山口俊だ。山口は右肩の違和感により、春季キャンプは三軍スタート。さらに11日、都内の病院でインフルエンザと診断され離脱した。先発ローテーションの一角として活躍が期待されていたが、ここまでは我慢の状況が続いている。

 一方で西武時代の10年間で7度2ケタ勝利を挙げた岸は、第1クール最終日の5日に、ルーキーの藤平尚真らが見学する中、ブルペンで128球を投げ込むなど、大きな怪我がなく順調に調整を続けている。巨人へFA移籍した森福も、初日からブルペンで40球を投げ込むなど、勝利の方程式入りへアピールする。

 オフにFA移籍した5人中3人が故障で別メニュー調整するなど苦戦が続く。昨季のFA組は自主トレ中に故障した今江敏晃(ロッテ)が89試合の出場にとどまれば、14年オフにFA移籍した小谷野栄一(オリックス)、相川亮二(巨人)もシーズン中に故障で離脱した。

 即戦力として期待を受けて入団しているだけに、1日も早くケガを治し、万全な状態でシーズンを迎えて欲しいところだ。
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