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巨人のセカンドといえば… 最近10年の最多出場選手を振り返る

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巨人の片岡治大 (C)KYODO NEWS IMAGES

セカンド固定に苦戦


 巨人の近年の課題の1つといえばセカンドの固定だ。昨季はロッテからクルーズを獲得し、レギュラーとして活躍が期待されるも、故障で離脱した期間が長く78試合の出場にとどまった。今季は外野手登録の立岡宗一郎、重信慎之介がセカンドに挑戦するなど、クルーズが絶対的なレギュラーというわけではない。また、巨人のセカンドは90年代後半から00年代前半にかけて活躍した仁志敏久を最後に、長く固定できていない印象がある。

 最近10年間の巨人のセカンド最多出場者を振り返ると、100試合以上出場した選手は08年の木村拓也、11年と12年の藤村大介、14年と15年の片岡治大の3人。仁志氏が巨人を退団した07年以降は、セカンドを固定できていないのが現状だ。

 ただ、11年に111試合に出場した藤村は、この年、規定打席に届かなかったものの、俊足を武器にリーグ最多の28盗塁を記録。当時は近い将来、遊撃の坂本勇人とともに球界を代表する“二遊間”に成長するのではないかと期待された。当時プロ4年目の若者に、翌年以降も活躍させてくれるほどプロの世界は甘くはなかった。12年以降は打撃不振に苦しみ、出場機会が減少。レギュラーの座を手にすることはできなかった。

 13年オフに西武で長年セカンドのレギュラーを務めた片岡が、FAで巨人へ移籍。移籍1年目の14年、124試合にセカンドで出場。打率は.252だったが、持ち味である足をアピールし、チーム最多の24盗塁を記録した。翌15年も111試合に出場し、セカンド問題に終止符が打たれるかと思われたが、同年オフにロッテからクルーズを獲得。

 クルーズは故障で離脱することが多く、チーム最多出場も78試合にとどまった。ここ数年課題となっていたセカンドの問題を解決することができず、今季も再びレギュラー争いが繰り広げられている。

最近10年間のセカンド最多出場選手


07年 木村拓也(92試合)
08年 木村拓也(103試合)
09年 木村拓也(64試合)
10年 脇谷亮太(78試合)
11年 藤村大介(111試合)
12年 藤村大介(100試合)
13年 寺内崇幸(96試合)
14年 片岡治大(124試合)
15年 片岡治大(111試合)
16年 クルーズ(72試合)
*()はセカンドでの出場試合数
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