ニュース 2017.02.14. 11:30

球界に“せいや”旋風到来…?

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代表でも活躍が期待される鈴木誠也

球界を代表する“せいや”は広島・鈴木


 DeNAのドラフト5位ルーキー・細川成也(明秀学園日立高)が13日、阪神との練習試合で、プロ初打席初本塁打を放った。漢字は違うが、昨季神ってる活躍で広島の25年ぶりリーグ優勝に大きく貢献した鈴木誠也と同じ“せいや”という名前だ。

 球界の“せいや”を見渡すと、やはり神ってる・鈴木誠也が代表する選手だろう。大谷翔平(日本ハム)、藤浪晋太郎(阪神)と同じ94年世代の鈴木は、プロ4年目の昨季、開幕は故障で出遅れたものの、6月17日と18日のオリックス戦で2試合連続サヨナラ本塁打を記録。この試合を境に“鈴木誠也”の名が全国に浸透した。

 7月以降はレギュラーに定着し、7月と9月は月間打率3割7分を超える活躍。リーグ優勝を決めた9月10日の巨人戦では、2打席連続本塁打を放った。打率.335、29本塁打、95打点と自己最高の成績を残し、3月に行われる『第4回 ワールドベースボールクラシック』(WBC)の日本代表に選出されるなど球界を代表する選手に成長した。


アジャの名も“せいや”


 “アジャ”の愛称で親しまれる井上晴哉(ロッテ)は、レギュラー定着が期待される。昨季二軍では打率.342で首位打者に輝いたが、一軍では35試合に出場して、打率.232、2本塁打、16打点に終わった。

 プロ4年目を迎える今季に向けて井上は「デスパイネがいなくなってチーム的には痛いと思う。だが個人的にはチャンス。やらないといけない時があると思う。それが今かもしれない」と意気込む。

 さらに「2ケタは打ちたい。最低目標」とし、「(長打力を)期待されていることは確か。3年が終わり全然結果を残せていない。2ケタ打って存在感を示さないといけない」と話す。井上晴哉も、鈴木誠也に負けじとバットで結果を残したいところだ。

 その他、ロッテからドラフト4位指名を受けプロ入りした土肥星也も“せいや”という名前。チーム内での立場は違うが、球界の“せいや”の活躍に期待したいところだ。


球界の“せいや”

鈴木誠也(広島)
井上晴哉(ロッテ)
土肥星也(ロッテ)
細川成也(DeNA)
斎藤誠哉(ソフトバンク)※育成
松原聖弥(巨人)※育成
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