2月13日から4日間楽天のキャンプにテスト生として参加した前DeNAの久保裕也が16日、楽天のテストに合格。同日に行われた韓国・ハンファとの練習試合で、1回を1安打無失点に抑える活躍をみせた。また、ロッテを戦力外となりヤクルトの入団テストを受けた大松尚逸も合格した。
これまでにも中村紀洋(オリックス→中日)、吉井理人(オリックス→オリックス)木村昇吾(広島→西武)、今岡誠(阪神→ロッテ)、大田阿斗里(DeNA→オリックス)などが春季キャンプのテストに合格し、契約を勝ち取ってきた。テストに合格した後、シーズンで大活躍した選手はいるのだろうか…。
最も活躍した選手をみると、中村紀洋が挙げられる。中村は06年オフ、当時所属していたオリックスの契約更改交渉で、6度の交渉も合意に至らず退団。他球団からのオファーを待ったが2月1日のキャンプインまでに獲得の発表はなかった。その後、中日がテスト生としてキャンプ参加を呼びかけ、10日間の入団テストが行われ同月25日に育成選手として契約を結んだ。
オープン戦では『205』を背負いプレーし、当時ルーキーだった田中将大から一発を放つなど猛アピール。3月23日に支配下選手として契約。シーズンが開幕してからは三塁のレギュラーとして130試合に出場し、打率.293、20本塁打、79打点の成績を残した。
中日はこの年、シーズン2位に終わったが、同年から導入されたクライマックスシリーズで優勝した巨人を下し日本シリーズに進出。中村は日本ハムとの日本シリーズで18打数8安打、打率.444、4打点と打ちまくり53年ぶりの日本一に大きく貢献。自身も日本シリーズMVPを獲得し、インタビューでは「ドラゴンズに本当に感謝しています」と感謝の言葉を口にした。
外国人でも春季キャンプのテストに合格した96年のガルベス、13年のアブレイユがタイトルを獲得し、中村のような活躍を見せた。一方で、春季キャンプのテストに合格した多くの選手が、力を発揮できずに終わっている。楽天に入団を決めた久保裕也は、チームを救う活躍ができるだろうか。
これまでにも中村紀洋(オリックス→中日)、吉井理人(オリックス→オリックス)木村昇吾(広島→西武)、今岡誠(阪神→ロッテ)、大田阿斗里(DeNA→オリックス)などが春季キャンプのテストに合格し、契約を勝ち取ってきた。テストに合格した後、シーズンで大活躍した選手はいるのだろうか…。
最も活躍した選手をみると、中村紀洋が挙げられる。中村は06年オフ、当時所属していたオリックスの契約更改交渉で、6度の交渉も合意に至らず退団。他球団からのオファーを待ったが2月1日のキャンプインまでに獲得の発表はなかった。その後、中日がテスト生としてキャンプ参加を呼びかけ、10日間の入団テストが行われ同月25日に育成選手として契約を結んだ。
オープン戦では『205』を背負いプレーし、当時ルーキーだった田中将大から一発を放つなど猛アピール。3月23日に支配下選手として契約。シーズンが開幕してからは三塁のレギュラーとして130試合に出場し、打率.293、20本塁打、79打点の成績を残した。
中日はこの年、シーズン2位に終わったが、同年から導入されたクライマックスシリーズで優勝した巨人を下し日本シリーズに進出。中村は日本ハムとの日本シリーズで18打数8安打、打率.444、4打点と打ちまくり53年ぶりの日本一に大きく貢献。自身も日本シリーズMVPを獲得し、インタビューでは「ドラゴンズに本当に感謝しています」と感謝の言葉を口にした。
外国人でも春季キャンプのテストに合格した96年のガルベス、13年のアブレイユがタイトルを獲得し、中村のような活躍を見せた。一方で、春季キャンプのテストに合格した多くの選手が、力を発揮できずに終わっている。楽天に入団を決めた久保裕也は、チームを救う活躍ができるだろうか。