ニュース 2017.02.19. 11:00

88年世代の通算勝利数トップ10

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ヤンキースの田中将大(左)、ドジャースの前田健太(右)

マー君、マエケンが1位と2位


 メジャーで活躍する田中将大(ヤンキース)、前田健太(ドジャース)を始め、坂本勇人(巨人)、柳田悠岐(ソフトバンク)など球界を代表する選手が“88年世代”には多くいる。いまや松坂大輔(ソフトバンク)を中心とした80年生まれの“松坂世代”を上回る活躍だ。

 “88年世代”には田中、前田を筆頭に力のある投手が揃っている。では、この世代の勝利数ランキングはどういう結果になるのだろうか…。

 1位はもちろん日米通算138勝を挙げる田中だ。06年高校生ドラフト1位で楽天に入団すると、高卒のルーキーでは松坂大輔以来となる2ケタ勝利をマーク。2年目は9勝に終わったが、3年目以降は毎年2ケタ勝利を挙げている。特に日本最終年となった13年は、シーズン1度も黒星を喫することなく24勝を記録。

 日本通算99勝を挙げて、14年から活躍の舞台をメジャーに移した。メジャーでは1年目の14年が13勝、15年が12勝、16年が14勝と3年間でMLB通算39勝を挙げている。

 2位は前田の日米通算113勝だ。前田は06年高校生ドラフト1位で広島に入団。2年目の08年に9勝を挙げると、4年目の10年に自身初となる2ケタ15勝を挙げ最多勝のタイトルを獲得。10年から毎年2ケタ勝利を挙げ、その間15年に2度目の最多勝に輝いた。

 前田は日本通算99勝をマークし、16年からポスティングシステムを利用してメジャーへ。ドジャースでは先発ローテーションを1年間守り、16勝を記録した。

 1位の田中、2位の前田は100勝以上記録しているが、3位は今季から巨人でプレーする吉川光夫の48勝だ。2位の前田とは65勝以上離れている。4位以降は大卒組の沢村拓一(巨人)が44勝で4位、大野雄大(中日)の42勝が5位にランクインしている。

88年世代勝利数トップ10


1位 138勝 田中将大
NPB通算:175試 99勝35敗3S 防2.30
MLB通算:75試 39勝16敗0S 防3.12

2位 113勝 前田健太
NPB通算:218試 97勝67敗 防2.39
MLB通算:32試 16勝11敗 防3.48

3位 48勝 吉川光夫
通算:162試 48勝56敗3S 防3.71

4位 44勝 沢村拓一
通算:225試 44勝41敗73S 防2.61

5位 42勝 大野雄大
通算:107試 42勝42敗 防3.14

6位 36勝 石川歩
通算:75試 36勝25敗 防2.96

7位 34勝 塩見貴洋
通算:104試 34勝41敗 防3.70

8位 26勝 大嶺祐太
通算:99試 26勝31敗 防4.71

9位 23勝 山田大樹
通算:68試 23勝26敗 防3.41

10位 15勝 増渕竜義
通算:157試 15勝26敗 防4.36
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