ニュース 2017.02.20. 09:00

杉浦、高橋周…結婚をきっかけにブレイクに期待!

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ヤクルト・杉浦稔大【写真は2016年】
 15年オフに結婚を発表した岩貞祐太(阪神)が自己最多の10勝をマークし、南昌輝(ロッテ)は自己最多の57試合に登板して16ホールド、千賀滉大(ソフトバンク)は先発ローテの一角に入り12勝を挙げる活躍を見せた。

 このオフはというと、杉浦稔大(ヤクルト)はテレビ東京の紺野あさ美アナウンサーと結婚した。杉浦は13年ドラフト1位で入団し、背番号は「18」を与えられるなど期待度はかなり高かったが、右肘側副靭帯を断裂し3月に離脱。7月に二軍戦に復帰し、9月に一軍初昇格すると、4試合に登板して2勝2敗、防御率3.52の成績を残した。

 2年目は開幕3戦目の先発を任されるも、打線の援護に恵まれず白星から見放されると、再び右肘を痛め長期離脱。結局この年も先発ローテ定着が期待されながらも、7試合の登板でわずか1勝に終わった。3年目の昨季は自己最多の17試合に登板するも、防御率7.14と低迷。オフに背番号「18」から「58」に変更した。背番号変更と結婚をきっかけに、飛躍のシーズンにしたいところだ。

 高橋周平(中日)は、今年1月に一般女性との婚約を発表した。11年のドラフトで3球団が競合した高橋周は、プロ1年目から一軍に41試合に出場。2年目の13年には、シーズン後半からサードのレギュラーで出場し5本塁打を記録した。

 14年以降は毎年レギュラー定着を期待されながら、その座を掴むことができず5年目まで終えている。6年目を迎える今季、三塁のレギュラー候補にゲレーロが加入した。ゲレーロは、シート打撃や練習試合で本塁打を放ちアピールを続ける。高橋周もスタメンを確保するためにも、打撃で結果を残し続けるしかない。

 その他、岡本和真(巨人)、中村恭平(広島)なども結婚を発表した。昨年の岩貞、南、千賀などのように結婚を機に大ブレイクする選手は、今年出てくるだろうか…。
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