ニュース 2017.02.25. 16:10

侍ジャパン、ソフトBに4安打完封負け

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ソフトバンクと対戦した侍ジャパン

侍ジャパン・オープニングマッチ

○ 日本 0 - 2 ソフトバンク ●
<2月25日 KIRISHIMAサンマリン宮崎>

千賀と松井が失点


 世界一奪回を目指す侍ジャパンは25日、ソフトバンクとの「オープニングマッチ」に0-2で敗れた。

 侍ジャパンの先発・武田翔太(ソフトバンク)は、「初回は球数が多くなってしまった」と21球を要したものの、2回は12球、3回はわずか6球に打ち取るなど、3回を投げて39球0安打1四球4奪三振無失点に抑えた。

 4回からマウンドにあがった2番手・千賀滉大(ソフトバンク)は、1イニング目の4回は三者凡退に打ち取ったが、5回一死走者なしから真砂勇介にライト前に運ばれると、続く塚田正義の打席で盗塁を決められる。得点圏に走者を進められると、塚田にセンター前にタイムリーを浴び、侍ジャパンが先制を許した。

 6回から登板した藤浪晋太郎(阪神)、7回の平野佳寿(オリックス)はそれぞれ1イニングを無失点に抑えたが、8回にマウンドにあがった松井裕樹(楽天)は、牧原大成にタイムリーを浴び1失点。9回は秋吉亮(ヤクルト)走者を出しながらも、無失点で切り抜けた。


打線は繋がりを欠く


 打線はソフトバンク投手陣に苦戦した。初回、2番菊池涼介(広島)、4番筒香嘉智(DeNA)のヒットで二死一、二塁とチャンスを作ったが、5番中田翔(日本ハム)が遊ゴロに倒れ無得点に終わる。

 2回以降は、ソフトバンク投手陣に抑え込まれた。5回はWBCベネズエラ代表のスアレスを前に、松田宣浩(ソフトバンク)が空振り三振、大野奨太(日本ハム)が右飛、秋山翔吾(西武)が左飛と簡単に打ち取られた。

 7回は先頭の筒香が四球で出塁するも、中田が中飛、鈴木誠也(広島)が投ゴロ、松田が右飛。結局、侍ジャパンはこの日4安打無得点。三塁ベースを踏むこともできなかった。そのうち3本が菊池と打撃陣が精彩を欠いた。

 また、途中出場した内川聖一(ソフトバンク)が8回の守備で負傷交代と、今後に不安を残した。

試合結果

ソ|000 010 010|2
日|000 000 000|0

▼ 投手リレー
日:武田、千賀、藤浪、平野、松井、秋吉-大野、小林
ソ:東浜、飯田、スアレス、嘉弥真、笠原、森-甲斐、斐紹

▼ 日本・スタメン
(指)山田哲人
(二)菊池涼介
(遊)坂本勇人
(左)筒香嘉智
(一)中田 翔
(右)鈴木誠也
(三)松田宣浩
(捕)大野奨太
(中)秋山翔吾
P.武田翔太
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