ニュース 2017.02.26. 08:30

【侍ジャパン】打線沈黙も「クリーンナップはいじらない」

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3番・中田(右)と4番・筒香(中央)
 第4回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で王座奪還を目指す侍ジャパンが25日、ソフトバンクとの「オープニングマッチ」に挑み、0-2で完封負けを喫した。

 侍打線が沈黙した。この日、侍打線が記録したのは菊池の3安打と筒香の左前安打の計4安打。まさかの完封負けだった。

 4番の筒香は1安打2四球と全3打席で出塁したが、5番の中田は3打数無安打に終わった。

 それでも「クリーンナップはいじらない」と指揮官。「個々の状態を上げていくしかない。中田が打たないと話にならない」と調子の上がらない大砲に発破をかけた。

 中田も「特打ではいい感じで打てている。状態は悪くない」と悲観はしていない。3月7日の初戦へ向けて、状態を上げていく。

 4番を務めた筒香は、「今の段階では順調」と手応え。「すごい選手ばかりなので、後ろにつないでいくというイメージ」と話す。小久保監督からも「どっしりと、思い切って」と絶大の信頼を置かれている。

 侍打線のキーとなる4番、5番。世界の舞台では両大砲が大暴れしてくれることに期待したい。
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