ニュース 2017.02.26. 07:45

大ブレイクのきっかけは『ウインターリーグ』!?

きっかけはドミニカのウインターリーグ


 WBC日本代表の筒香嘉智(DeNA)。昨季、本塁打(44本)と打点(110打点)の二冠王に輝きその実績は誰もが認めるところ。その筒香が大活躍した要因の一つに、15年オフに志願して参加したドミニカのウインターリーグで武者修行があげられる。参加したウインターリーグで、昨シーズンの飛躍のきっかけとした。筒香に続けと言わんばかりにオフに、多くの選手が世界各国のウインターリーグに参加。今シーズンの飛躍を期待されている。


森雄大はメキシコへ


 2012年のドラフト1位で楽天に入団した森雄大。ここまで、一軍通算2勝と結果を残すことができていない。

 昨シーズンオフにはメキシコのウインターリーグに参加。3試合に登板し16回を投げ16奪三振、防御率2.81と結果を残した。

 今キャンプは一軍メンバーとして参加。初の対外試合となった14日の韓国・ハンファ戦では2回4失点とピリッとしなかったが、19日に行われた中日との練習試合では2番手で登板し3回を投げ2安打無失点。中日の主砲ビシエドのバットを粉砕するなど首脳陣に対するアピールに成功。

 5年目となるシーズンこそローテーション入りが期待される。

<メキシコ・ウインターリーグ成績>
3試 1勝1敗 奪16 防2.81

本田圭佑はオーストラリアで好投


 2015年ドラフト6位で東北学院大から西武入りした本田圭佑。入団当時からサッカー日本代表の本田圭佑と同姓同名ということで話題になったが、プロ1年目の昨季は一軍で2試合に登板し0勝1敗、防御率7.71に終わった。

 オフに行われたU-23W杯の日本代表に選出され、3試合に登板し17回で防御率0.53と快投。日本代表の優勝に大きく貢献した。その後のオーストラリアのウインターリーグでも好調を維持。5試合で4勝0敗、防御率1.21を記録した。

 東北学院大の先輩でもある岸孝之がFAで楽天に移籍。先発ローテーションの枠が1つ空いた。その穴を2年目の本田が埋める。

<オーストラリア・ウインターリーグ成績>
5試 4勝0敗 奪27 防1.21


岡本和真は7試合連続安打締め


 2014年のドラフト1位で智弁学園から巨人へ入団した岡本和真。2年間で一軍出場は20試合、わすか1本塁打というのは高卒ルーキーとは言え物足りない。

 昨季は三塁のレギュラー奪取が期待されたが、3試合のみの出場に終わった。オフにはプエルトリコのウインターリーグへ参戦。中南米の野球を肌で感じてきた。

 34試合に出場し打率.257、本塁打は0と数字的には見劣りするが、7試合連続安打で締めくくるなど最後10試合は打率.367ときっかけを掴んだようだ。

 今シーズンは本職の三塁だけでなく外野にも挑戦しレギュラー取りに挑んでいる。25日に行われたDeNAとのオープン戦では、『8番・左翼』で出場し猛打賞と好スタートを切った。

<プエルトリコ・ウインターリーグ成績>
34試 率.257 本0 点8
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