ニュース 2017.02.26. 18:30

【侍ジャパン】負傷の内川、別メニュー調整も「長くかからない」

 第4回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で王座奪還を目指す侍ジャパンの強化合宿が26日に行われ、前日25日にソフトバンクとの「オープニングマッチ」で負傷した内川聖一(ソフトバンク)は別メニュー調整を行った。

 内川は昨日、一塁の守備中に打者走者の斐紹と交錯し転倒。宮崎市内の病院でレントゲンおよびMRI検査の結果、右肩打撲と診断されていた。

 一夜開けたこの日、他メンバーと同時に球場入りはしたものの、本隊が練習を始めてもグラウンドに姿を見せず。10時50分ごろにグラウンドへ出ると、ランニングや軽めのダッシュなどを行った。また、その後室内で確認程度にバットを振ったという。

 「昨日の今日なので痛みはありますが、自分の中でも長くかからずにやれるんじゃないかと思います」と内川。「トレーナーの方とかとも相談して『できるだろう』と判断しました」と現在の状況を明かした。

 また、「あのボールを取っていれば」と、前日のプレーを振り返り自省。「あのボールを落としたことで、ああいう(球場内が静まり返った)空気にしてしまい申し訳ない」と話す。さらに。「ぶつかった選手にもケガがなかったので、ホッとしてます」と自軍の後輩である斐紹を気遣った。

 小久保監督も「そこまで大事に至らなかった。明後日(28日)には入ってこれるかなと」と話しており、早期の復帰が見込まれる。

 28日からは福岡・ヤフオクドームで壮行試合が行われる。内川は「こういう状態でも残してくれる監督やコーチに感謝。結果でしっかり返せるように」と前を向いた。
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